こんにちは、教務部のコウキです。
今回は特別授業「世界の共通課題」の一環として、
岩崎学園の参与である米田先生に
「仕事について」というテーマで 
本校全学年を対象にお話いただきました。
米田先生より学生に対して
「私が以前就いていた職業は何だと思いますか？」
「私の年齢はいくつに見えますか？」という質問があり、
学生からは「う～ん、サラリーマンではないと思います」
「50代に見えます」といった答えが！ 
米田先生が「私はつい最近まで38年間刑事一筋でした」「年齢は67です」と
正解を教えると、学生たちは「おぉ!!」「すご～い！」とザワザワ
実際、背筋がピンと伸びて堂々とした姿を拝見すると、
とても60代後半という年齢には見えませんでした
刑事の仕事は想像していたより激務で、
「刑事にとって仕事は０か100かしかなく、犯人を検挙できるかできないかしかない」、
そのために休日も睡眠時間も自分の時間でさえも捧げて仕事に臨んでいたということで、
「子どもをどこかに連れて行った記憶もない」
「私用で出かけるときにも車には常にスーツと１週間分の下着を積んでおき、
何時いかなるときに緊急の呼び出しがかかっても良いように準備していた」という話がとても印象的でした。 
そうした激務をなぜ38年間続けることができたのか、
退職をされてから振り返って「気・拳・体」という三文字に象徴される自己管理をし、自己を律しながら仕事に臨んできたからだというお話しがありました。
「熱意を持って仕事に取り組める人が社会から求められている人間である」という
言葉は、これから社会に出ていく学生たちにとって非常に重みのあるもとなりました。
これから３年生は就職を視野に入れた実習に挑みます、
「仕事をすること・働くこと」に対して、
このような姿勢を本校の学生もぜひ見習ってほしいなと思います！
予定時間を上回って終了後には感銘を受けた多くの学生が質問をしていました！
