先日の党首討論会について、
私チェリーが説明いたします。
(6月29日のブログもみてね。)
3年生の「子育てサポート演習」の授業で、
子育ての歴史や子育て支援の必要性を学んだあと、
現在の子育て支援のための政策・法律・制度について勉強しました。
「でも本当にこの法律、子育て支援になるのかなぁ・・・」
保育士の卵たちは疑問を持ちます・・・。
「こんな政策があったらいいんじゃない?」
ということで、
それぞれが、"国会議員"になったつもりで
「子育て支援のための政策」について考えました。
出るは、出るは・・・
それぞれが意見を交換しているうちに、グループが出来ました。
政党の立ち上げです!
前に出て党首が政策を発表しました。
みんな真剣!
政策で合意できる党同士が集まって、
「連立政権」の確立です。
翌週になってもまだまだ議論は白熱し、
校長先生もお招き、フロアの一般党員も応援し、大議論大会が!
・子どもの医療費の無料化
・教育費の無料化
・父親の育児休暇の取得
などという共通したマニフェストから、
・保育士を育成する学校をつくり、
保育士の給料を上げて離職率を下げる
・出産時に保育園の入園予約をおこなう
・キッズパスポート(子どものための割引証明)の配布
という具体的な方法もあり、
そのためには、
・増税、タバコ税の収入を当てる
・議員の給料を大幅カット
・所得に応じた納税・・・などなど。
財源の確保もしっかり考えてます。
「でも、なぜ実現しないんだろう?」
「保育のこと知っている議員がいないからだ!」
「そうだ!保育党を作ろう!」
お~~~
将来、この中から本当に国の政策に携わる人が出るかも知れません!
校長先生からは、
「であることと、すること」について、努力しない限り今は無い、
というお言葉をいただきました。
このあつーい議論は、
翌週も続いたのでした。
みんなが真剣に日本の未来を考えて保育することが、
日本を良くする第一歩なのだと思いました。