横浜保育ブログ

2012年5月10日
 ■  児童福祉施設実習報告会②

昨日に続いて、実習報告会の続きをお伝えします。karaoke

児童養護施設で実習をしてきた稲福さん
 
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「担当したホームの子どもたちの半分以上が特別支援学級に通っていたことに驚きました。また、きょうだいの子どもたちと出会って、最初は「きょうだいで入所しているなんて、何でなんだろう」って思っていたけど、その子たちが支えあっているのを見て、離れ離れにならずに一緒に入所できてよかったんだ、と思えるようになりました。宿泊実習だと帰りたくても帰れないから、忘れ物はしないように気をつけてください。」と力強くメッセージを発していました。

ちなみに稲福さんは実習先が二層式洗濯機だったので、二層式洗濯機も使いこなせるようになって帰ってきたそうです。smile

次に、知的障害者更生施設で実習をしてきた葉山くん。

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「実習が始まった時は緊張と不安だらけでしたが、職員の方から「まずは利用者さんとガッツリ関わることが大切」とアドバイスをいただいてからは、少しリラックスして取り組めるようになりました。自分がリラックスして接することで、利用者さんとたくさん関われるようになり、利用者さんの新たな一面を知ることができ、自分に余裕ができるから、利用者以外のところまで目を向けることができるようになりました。
また、実習を通して、掃除や洗濯、そうした「日常」を当たり前にできる人が理想の支援者だとわかりました。」

知的障害者授産施設で実習をしてきた野中君
 
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「実習開始当初は、職員の方に「わからないことありますか?」と言われても、「わからないことがわからない・・・。何がわからないのかもわからないから、質問もできないし記録も進まない。なかなか記録が書けず、眠れなくて疲れも取れないという負?!のスパイラルにはまっていきました。でも、なんで質問がでないの?と考えたとき「事前学習が足りないから!」、「観察できていないから!」ということに気がつきました。注意して、利用者を観察してみると気付くこともたくさんあるし、その気付きをきっかけに会話も生まれ、そうすると、利用者と深く関わるから知りたい!わからない!も出てくるということに気がついたんです。2年生のみなさん、「しっかり事前学習すること。目的意識を持つこと」が大切です。」

後輩へのメッセージの中では
・ 横浜保育の「教育方針」の大切さ!
・ 体調管理の重要性!
・ 事前学習(授業をしっかりきいたり、本を読んだり)の大切さ!
などを多くのthree年生が伝えてくれました。

two年生もそのメッセージをしっかりと受け止めようとしていました。

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最後は石橋先生から講評をいただき、終了しました。

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代表の6名は、この発表のために事前準備を行い、報告会前日には入念なリハーサルをおこないました。前日リハーサルでは、何度もパワーポイントを動かし、どうしたらわかりやすいか、など考えながら修正をしたりしていました。

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two年生は、7月には初めての保育所実習、2月には施設実習が待っています。
今回の報告会でthree年生が伝えてくれたメッセージを胸にしっかり頑張ってもらいたいと思います。flair

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代表者のみなさん、お疲れ様でした!!先輩らしくて、かっこよく頼もしかったです。happy01

発表学生の指導、司会をした兎澤先生もお疲れ様でした。shineshine

投稿者 hoiku_blog : 2012年5月10日 11:33

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