今日は、児童養護施設に就職が決まったTさん（県立岸根高校出身）にインタビューしました
．Tさんは、児童養護施設に就職内定をしたそうですが、内定に至るまでの経緯を教えてください。
．児童養護施設から求人票が来たことを担任の先生から教えていただき、すぐに見学に行きました。新しい施設なので建築中で建築現場を見せていただいた後、関連施設でお話を伺いました。１年目は研修があり、系列の老人ホームや乳児院などでも研修をすることができ、児童養護施設に入所する前の子どもと関わることができるのもよいと思いました。研修もありスキルアップできるかなって。
新設ということも魅力でしたね。大変なこともたくさんあると思いますが、自分たちで作って行く楽しみもあります。
．児童養護施設への就職を希望したきっかけは？
．２年生の冬の施設実習で児童養護施設に行ったことがきっかけです。初めて児童養護施設に行き、「なんでこの子たちが入所しなくてはいけないのか？」と、疑問を感じました。背景にどんな事情があるのか色々考えましたね。
３年次選択実習では、別の児童養護施設で小学校４年生から高校２年生までの男子５人のグループに配属になりました。初めは、話をしてくれるかな？何の話をしたらいいんだろう？と思いましたが、話しかけてみるとみんな素直で色々な話をしてくれたので、安心しました。この施設ではグループごとに食事を作るため、朝食の準備もしました。決められた献立通りに、おひたしやお味噌汁を作りました。
．朝食は上手に作れましたか？
．５人の児童とスタッフさん、私、と7名分の食事の支度をするのですが、お味噌汁とか７人分も作ったことがなかったので、量とかが最初はわからず戸惑いました。でも、料理を作るのは好きなので、楽しかったです。
．Tさんは、なぜ、横浜保育に入学を決めたのですか？
．高校３年生に高校内で行われたガイダンスに横浜保育の先生が来ていて、説明を受けたのがきっかけです。実は、それまで分野は決まっておらず、ただ、漠然と「人の役に立つ仕事がしたい」、「人に関わる仕事がしたい」、と思っていました。私は、空手をやっていて、よく子どもたちに空手を教えていたので、横浜保育の話を聞いて、保育士の仕事に興味を持ちました。
．空手は、ずっと習っていたのですか？
．空手は、小学校１年生から今まで習っています。習っていた道場の先生が岸根高校にいたこともあり、岸根高校に進学しました。最初は空手部がなく同好会でしたが、部員を集め３年生の時に部活になりました。習っていた道場の関係で、子どもたちに週に１度、空手を教えていました。
．最後に、ひとことお願いします。
．何ごとにもいつも笑顔でTry。「一笑懸命」で、がんばります。
年生最後の学園祭、お化け屋敷の受け付けをしていたTさん。残りの学生生活も、楽しく有意義に過ごしてくださいね。
追伸：横浜保育３F受付にある「木」に、いつも水やりをしてくれていたので、（詳しくはこちらをご覧ください。）おかげで、こんなに大きくなりましたよ
