横浜保育ブログ

2013年2月 6日
 ■  素話

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みなさん、素話って知っていますか?

素話とは、「すばなし」と読み、絵本や紙芝居などの小道具を使わず、語りかけて話を聞かせることです。

今回、one年生が、「保育内容 表現」の授業で、素話の勉強をしました。

まず、図書室で好きな絵本 book を見つけ、台本を書きますpencilpencil

持ち時間、clock2分45秒から3分以内に収まるように書き、次に使う言葉を見直しました。

難しいことばがないか確認をし、どのように表現するのかを考えます。例えば、「大きい」をことばだけで表現してみてください。自分なりの表現の仕方も台本に書いていきます。


台本ができると、次は、実際に話す練習です。

素話で大切なのは、語り手の声・顔の表情happy01。そして目配り。

紙芝居や絵本の読み聞かせは、自分のeye視線を絵本や紙芝居に向けることができますが、子どもたちの視線をひとつに受け、逃げ場がないsign02助けがないsign02というのが素話です。

そして、絵がない分、子どもたちが飽きないよう、想像できるように、想像できるように、語り手も情景を描きながら話をしていくことが大切ですflair

学生たちは練習を重ねた後、一人ひとりクラスメイトの前で披露した後、
上手にできた学生は、校舎内にある保育園で、実際に子どもたちの前で素話を披露することができました。

今日は、保育園で披露した時の様子をお伝えします。

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こちらは、YさんとSさん。three歳児クラスで素話を披露しました。
Yさんは、「ちょっとだけ」というお話を、Sさんは「しろいうさぎとくろいうさぎ」を披露しました。
先生に言われた通り、スピードダウンして、ゆっくり語りかけることを心がけました。

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こちらは、four歳児クラス。Sさんが「ぞうのぼたん」というお話を披露しました。時々、子どもたちに問いかけをしていて、子どもたち飽きさせず、とても上手に素話をしていました。

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そして、こちらがfive歳児クラスで素話を披露したYさんとMくんです。Yさんは、「マッチ売りの女の子」を、Mくんは「ゆきむすめ」を披露しました。

こちらは、逆にスピードUPし語りかけることを心がけ、目線を大切にし、子どもたちのことを見つめ、素話をしました。

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終了後、子どもたちから、ありがとうのタッチをもらい、保育士さんからは「上手でしたね」というお褒めの言葉をいただき、5人もやりがいと手ごたえを感じたようです。

今月行われるプレ実習でも、ぜひ、素話、してみてくださいね。

投稿者 hoiku_blog : 2013年2月 6日 15:00

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