みなさんお元気ですか? 情報セキュリティ学科の小野寺です。みなさんリアルライフとセカンドライフ、両方を堪能していますか?堪能していますね!
このブログで何度か紹介させていただいていますが、我が情報科学専門学校は神奈川新聞社さんと協同でセカンドライフの島の運営を行っています。
この島で、このたび「プログラミングの授業」を行いました。仮想空間でこの規模の授業の授業、それもプログラミングの講座ってのは、もしかして世界初なのでは!?・・・なんて思っています。いやマジで。
これが勉強場所の風景です。32人分の机が並んでいます。
これがプログラミングの勉強用に作るもの(オブジェクト)です。コーン上のものと、サイコロが見えますか? 前にも説明しましたが、セカンドライフの世界では自由に様々なオブジェクトを作ることができます。これら、講師から提示されたオブジェクトの中にプログラムを仕込むことで、移動や回転といった動きをつける方法を学びます。
これが秘密兵器の「プレゼンテーションデスク」です。
講師からの遠隔操作で、先ほどのオブジェクトが出現し、同じく遠隔操作で机上のスライドが順番に表示されていきます。受講生は、自分が作っているオブジェクトと机上のスライドを同時に見ながら、自分のペースでプログラミングを行うことができるのです。前方のスライドパネルにも同じものが表示されていますが、目線を前方と手元で行ったり来たりさせるのは大変ですものね。
こんな感じで...
そしてこれが授業風景です。
今回は「仮想空間内で授業を試行」という壮大な(??)テストケースを実施しました。正直言って教室での授業に比べると、講師からの説明手段も限定されているし、受講生が作成中のプログラムをチェックする手間は大変だし、受講生からの質問にも細やかに対応することが難しい、などという状態でした。(これらは当然予想していた事柄です) しかし、仮想空間の体験ならびに授仮想空間での授業自体は、受講したほとんどの人が「楽しかった」と感想を寄せてくれました。普段の授業とはまったく違うことだもんね~。新しい試みは、楽しい試みなんですよね。(センセイハツカレタケド...)
情報科学専門学校は先端的なIT技術の学校です。これからも新しい試みと楽しいことへのコダワリを大事にしていきたいと、僕は思っています!
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