情報科学専門学校公式ブログ
2008年7月27日
 ■  「ドリトル」って面白い!

ネットワークシステム科教員の水谷です。

いや~、夏ですね~。暑いです(汗)。
去年の夏は、エアコン全開、部屋を南極化して家族を震え上がらせていましたが、今年はエコに目覚め(?)、まだエアコン使ってません。偉いぞ、自分、なんて・・・。

さて、この7月22日~25日の4日間、弊校に鎌倉女学院の皆さん約180名をお招きして、ドリトルの講座が開催されました。
え~「ドリトル」とは何ぞや、と言いますと、

1.日本語で記述できるプログラミング言語
2.Do-Littleが語源で、「やることが少ない」=簡単!
3. 無料

ってことで、プログラミングの楽しさを気軽に味わえる、非常によくできたソフトです。

えっ、分からない?

それでは、下の画像を見てください。ドリトルは日本語でプログラムが書けます。
「かめ太」を作って、かめ太の向きを変えながら歩かせて、その軌跡を図形にして赤く塗る、みたいなことが書かれています。

d1.jpg

<「かめ太」という亀を作って、かめ太を正方形状に歩かせてます!>

で、このプログラムをボタン1つで実行すると、まさに簡単に次のような正方形が描けるんです!おお、素晴らしい!!

d2.jpg

<緑色に見えるのが亀(かめ太)です。コイツが色々、仕事してくれます>

皆さん、とても熱心に演習していました。「ドリトル」は、自分の打ったプログラムがすぐに実行できます。なので、自分の考えたプログラム(命令)が正しいかどうかがすぐに分かるんです。
「この命令を使ったら、かめ太はどういうふうに動くだろう?」「ここの角度を80度とか131度とか157度とかにしたら、どうなるだろう?」など、頭の中だけでは想像しずらいことでも、実行するとすぐに結果を目で確認できるので、これがなかなか楽しめます。

080726_3.jpg

<まずは「時計」のプログラムを作りました!>

なので、練習課題を作り終えて、時間が少々余ると、皆さん思い思いに自分の課題をアレンジし始めます。で、後ろから見ている私などは、この皆さんのアレンジがなかなか面白く勉強になりました。やっぱり若い人の発想ってユニークですね。素晴らしいです!(頑張れ、自分・・・)

080726_4.jpg

<おっと、自分流にアレンジを加えた「時計」が完成!>

4日目の最終日には、少し複雑な課題にチャレンジ。赤ずきんを歩かせて救急車に乗せ、救急車がロケットに触れるとロケットが発射し、ロケットが月に達すると星が・・・、という総まとめの作品を作成しました。皆さん、試行錯誤しながらも、自分の思い通りにキャラクタを動かせると、とてもいい顔してました。すごく分かります!!「学校に帰ってからも続きができますか?」、といった声も聞かれましたので、改めて「ドリトル」について書いておきます。

080726_5.jpg

<動くところお見せできないのが残念・・・>

「ドリトル」はフリー(無料)のソフトです。


簡単にダウンロードできますので、興味ある方は是非一度、触ってみて下さい。で、プログラムが完成しましたら、是非是非、弊校の「ソフトウェアアイデアコンテスト」にチャレンジして下さいね!!

投稿者 isc_blog : 2008年7月27日 09:30

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