2006年9月 8日
■ 飛行船ロボットに挑戦(MDDロボットチャレンジ:その2)
前回から1ヶ月たちました。仲久保です。飛行船のブログその2です。
気がつくと夏休みもおわり、ああしとけばよかった、
こうしとけばよかったのにと後悔が先立つカツオちゃん状態の時期ですね。
気を取り直して前を向いてとにかく進みましょう。
写真は9月4日に行なった実験の様子です。
場所は東京日本橋にある某IT企業のテクノロジーセンター内のフライトラボです。
台の上には16個の超音波受信機があります。
スプーンをたたいて超音波を出し、それの受信シグナルを拾えるか実験中です。
受信した信号からGPSの原理を超音波にあてはめて飛行船の位置を計算します。
ちなみにこの超音波を発信する魔法のスプーンは「マジカルスプーン」と呼ばれています。
気持ちをこめてたたきすぎて少し曲がってしまいました。
実験はまずまず成功でした。
実はその前の8月24日に行ったときにはうまくいかず、
今回はそのリベンジでした。次回は今週の土曜日。
今度は飛行船をコントロールする信号を無線で発信受信できるか試します。
それができると、無線で飛行船に指示をし、飛行船が自分の位置を測るための超音波を発信し、その情報を受信して飛行船の現在位置を知り、目標位置とのギャップから次の動きを指示する信号を送るという「制御ループ」が出来上がります。
一番の肝の部分です。学生の目の色が変わってきました。
投稿者 iscs_blog : 2006年9月 8日 15:36
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