情報工学科の仲久保です。飛行船以来の登場です。今年はMDDロボット飛行船だけでなくETロボットカーにも夢中です。ETロボコン(組込み技術ソフトウエアデザインロボットコンテスト)2007の関東地区大会Bブロックが新宿の工学院大学を会場にして行われました。新横浜校・情報工学科「組込み・ロボット研究室(仲久保研)」のチーム「新横RoadShip」が出場しました。このチームはRoadを走るレゴカーにFriendShipと夢を乗せて走らせようということから誕生しました。
新宿の会場に8:45集合。まずは、腹ごしらえ。
会場内のピット(整備場所)でマシンチューニングと作戦会議。
コース上には凱旋門やピサの斜塔やモアイ像にトロイの木馬なども見えます。
学生たちは自然体で伸び伸びやっていましたが、見守るこちらはコースアウトをしないかハラハラドキドキのどがカラカラでした。予選突破が目標でしたが、まさか表彰式で名前が呼び上げられるとは思っていませんでした。Bブロックの走行部門で54チーム中3位、AB両ブロック108チーム中では5位という成績でした。競技会後のワークショップでは針北君がモデルの解説をしました。その後の懇親会では企業の方々、大学の先生、主催者の方々から多くの祝福をいただきました。専門学校初参加で3位ということが注目を集めたようです。
地区予選結果:http://www.etrobo.jp/preliminaly.html
(右から、針北、秋廣、鈴木、仲久保です)
6/10の関西地区予選、6/16の東海地区予選、6/30の関東地区Aブロック予選を勝ち抜いたチームと合わせて全国の183チーム中50チームが7/14のディファ有明で行われる本選へ出場です。本選に出場できる唯一の専門学校チームとして、企業チーム、大学チームに負けない走りをしようと学生諸君も燃えてきました。
本選(競技会&ワークショップ):http://www.etrobo.jp/game.html
なお、試合を終えて、今回つくづく感じたのは、リスク対策とそれを担う「補欠・控え」の大切さです。実は、ずっと練習してきた本番マシンが、当日の会場での試走で調子が悪く、万が一のためにと準備をしていった「控えの補欠マシン」が大活躍して3位になれたのです。リスクを読んで対策をしておくことの大切さを身をもって体験しました。
また、仲久保研の他のチームのメンバーにも感謝です。ETロボコンには参加しないメンバーが実寸大のコースを拡大コピーの切り貼りで作ってくれました。神経を使う地道な作業をコツコツと丁寧に仕上げてくれました。このコースで補欠マシンが練習をして万全の準備ができました。コース設計と総指揮をとってくれた青木君ありがとう。一緒に手伝ってくれた小澤(雄)、渡辺、真崎、熊木のMindStorms-Robotics班もありがとう。
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