横浜医療情報専門学校ブログ

2008年2月 6日
 ■  卒研紹介005/パーソナルファイアウォールの必要性

こんにちは、情報工学科3年のTHONです。

 私たちは、「総合セキュリティにおけるパーソナルファイアウォールの必要性」についての研究を行っています。
 
この研究テーマに決めた背景には、パソコンの普及によりインターネット技術などが発展、普及し、一般の人にも身近で便利なものになってきたことが挙げられます。しかし、便利になった反面、ネットワークを利用したコンピュータウィルスや盗聴などの不正アクセス(ネットワークを利用した悪意のある通信)を行う攻撃者による被害も増えています。

 このような不正アクセスからパソコンを守る手段の1つとして、パーソナルファイアウォールが有効ではないかと考えました。

 ファイアウォールとは、インターネットとパソコンの間にあるドア(入り口)にいる守衛が、不審者(悪意のある通信)が入ってこないように監視するものです。つまり、パソコン利用者にとって悪意のある通信(不正アクセス等)はドアを閉めて中に入れないようにし、許可された通信だけドアを開けて中に入れるようにする仕組みを指しています。

 そして、私たちは、C++を用いて簡易ファイアウォールの設計、開発を行ってきました。開発者側からの視点で知識を深めていくとともに、どのようにファイアウォールを運用すれば効果的に悪意のある通信から防御できるのかを研究しています。

20080206-1.JPG
          THON会議

20080206-2.bmp
    パーソナルファイアウォールの設定画面

 現在は、最終成果をまとめるために追い込み中なので、精一杯頑張っていきたいと思います。

投稿者 iscs_blog : 2008年2月 6日 15:07

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