情報工学科3年 井沼です。
10月から11月にかけて、横須賀の不入斗中学校(いりやまずちゅうがっこう)でLEGOを使ったロボットプログラミング講座が行われ、その助手を務めてきました。横須賀商工会議所、横須賀市教育委員会、不入斗中学校の連携による中学生向け職業体験講座の一環です。3回全部で約60名の生徒が参加しました。
前半は、ロボットをパーツに分解し、設計図に基づいて組み立てます。
「さあまずは分解だ。バラバラにするぞ!」という仲久保先生の掛け声に、一斉に不安そうな表情をしますが、いざ、やりはじめると一心不乱です。
自分たちでどんどん作業をしていきます。
僕たちの出番は、トラブルがあったときくらいです。
後半は、プログラムを作成してはダウンロードして試します。
後半のプログラミングも、基本的なことを伝えたらあとは生徒が自分たちでどんどん進めていきます。
最後は、用意されている土俵で相撲ファイトです。
50分2コマなので、一杯一杯なのですが、毎回最後は大盛り上がりになります。
放っておいてもおもしろければ、みんな試行錯誤しながら一生懸命に取り組みます。何でもかんでも教えすぎるのは、面白さを奪ってしまうのではないかと思います。
僕も、情報工学科で学んでみて、この学科の基本思想である「Knowledge is part of understanding. Genuine understanding comes from hands-on experience. 知識は理解の一部に過ぎない。真の理解は手を使って経験することから生まれる。」に大賛成です。手を使ってロボットと悪戦苦闘しているうちに、夢中になっています。
君たち、もっともっとやりたかったら、新横浜においで。
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