2012年6月アーカイブ

みなさんこんにちは^^

涼しい日が続いていますが、もうすぐ、あっという間に暑くなりますので

気を抜かないようにしてくださいね!

あっという間ですから!!

 

さて、今日は3年理学療法学科Bクラスの物理療法学の授業にお邪魔いたしました。

こちらは2F治療室です。
  3年理学療法学科Bクラスのみなさん

 

担当はダイビングが趣味でご主人もダイバー。

新婚旅行ではカリブ海にサメを見に行かれた瀬古先生です。
  理学療法士 瀬古先生

 

物理療法は物理的な刺激で治療を行う理学療法の一つです。

この授業ではそれぞれの物理療法の効果や適応、禁忌などについて学び、

今日は主に温熱療法の効果を確認する実験を行いました。
 

ホットパック中
ホットパックの効果を確認中。

患部を温め、温度の変化なども観察し、効果を確認していきます。

気持ちよさそうですが、実験ですからね!


  極超短波1
こちらは極超短波の実験です。体の表面ではなく深いところを温めます。

患部からの距離や角度など、当てる位置が重要のようです。

 
極超短波2

寝起きみたいに写ってますが、実験中ですからね!

この後はシャキっとしてましたから!

 

パラフィン浴1            
こちらはパラフィン浴です。

浴槽内に溶けたろうそくが入っています。このロウで患部を温めていくんですね~。

パラフィンは火傷しにくく、効率的に温められるそうです。

パラフィン浴2 
浴槽から出してロウが固まった状態。

この状態でも温熱効果が続きます。

私もやりたかったのですが、写真が撮れなくなるのであきらめました・・・。残念・・・。

 

巧緻テスト

温める前と後で手の動きがどう変わるのか、巧緻テストで確認します。
 

パラフィン浴3 
なんだか和やかですが、実験してます!きちんとデータ取ってます!

超音波 
ピースしていいよって言ったのは私です。

先生方、怒らないでやってください。

ちなみに、こちらは超音波の効果の実験中です。

 
頚椎牽引

次は頚椎の牽引です。

伸ばしたり、緩めたりという物理的な刺激を治療に活かします。

実際はきちんと正面を向いていないと危険ですので、この写真は悪い例だと思われます。

 
腰椎牽引

こちらは腰椎の牽引。

足を高くし、地面に対して腰椎が平行になるようにする必要があるそうです。

学生さんに教えてもらいました。

このような治療機器を使ったあと、実際に患部にどのような変化があったかを確認していきます。
効果には個人差があるようですので一概には言えませんが、患者様の治療に活かせるように頑張って学んでほしいと思います。

3PTBの皆さん、私の唐突な質問にもきちんと答えていただいてありがとうございました!

横浜リハビリテーション専門学校は、神奈川県の専門学校で初めて、ISO29990の認証を取得しました。

ISO29990認証

ISO29990は、『学習ニーズの確定』、『学習サービスの設計・提供』、

『学習者からのモニタリング』、『財務管理及びリスク管理』、『人事管理』などの項目があり、

質の高い専門的な学習サービス実施をするために、これらが適切に継続的に運営されているかが審査されます。

今回ISO29990の認証を取得したことで、本校の学習サービスの質が保証されると同時に、

より優れた教育へとサービス内容を向上し続けるシステムが確立されました。

本校の教育が、質の高い専門的な学習サービスの提供を目指す国際規格と適合していると、

第三者機関より評価されたことは、今後より充実した教育を行うための大きな励みとなるものです。


本格的な高齢社会を迎えた日本において、リハビリテーションは無くてはならないもの。

社会が必要とする優れた臨床家を育て、世の中に送り出すことを本校の使命と捉え、

今後も継続してより質の高い教育を提供してまいります。
ISO29990認定証

6/23(土)の学校説明会でセラピストストーリーを話される
石井先生にお話を伺いました!
  →石井先生のもうひとつの顔はこちら
石井先生と学生さん
■セラピストを目指したきっかけは祖母の通院

セラピストに初めて接したのは、自分自身が手を怪我して
リハビリを受けた時でした。その時はあまり気づかなかったのですが、
高校生になり、骨折した祖母の通院に付き添っているうち
祖母がリハビリを通して、少しずつ自分でできることを増やしながら
どんどん明るくなっていく様子を目の当たりにし、
リハビリとは、こうやって患者さんをサポートしていく仕事なんだ
ということを知り興味を持つようになりました。

特に、作業療法士は、患者さんが日々の生活を
どのように過ごしていくかという、とても身近なところを
サポートしていくリハビリを担当するということを実感。
自分もそんな風に患者さんのパーソナルな部分まで
サポートできるようなセラピストになりたいと思い
作業療法士を志すようになりました。

■臨床現場と教室との行き来で相乗効果に

横リハを卒業し、現場に出てからは新しいことを
どんどん吸収していける環境に身を置かせて頂いたので
そこで自分の作業療法士の素地を作ることができました。
5年現場を経験した後に学校に戻ってきたのですが、
やはり現場で身に付けてきたことや経験してきたことは、
リアリティをもって学生に伝えることができます。
また、現在も週に1度「研究日」で臨床現場に立っているので
学生に生き生きと体験を語ることもできますし、
自分自身も現場で経験したことを、教室に戻って
頭の中で整理ができ、とても良い循環ができていると感じています。

■横リハは「臨床現場に近い学びができる学校」

横リハの他の先生方もそうだと思いますが、
学生たちは、私にとって「教え子」というより、
「セラピストの後輩」のような存在です。
それは、私自身が現在も臨床現場に立っているから
ということもありますし、また、
患者さんに真剣に向き合うのと同じくらい
学生にも真剣に向き合っているからで、
臨床現場で後輩に接するのと近い感覚があります。
一人ひとりの個性も大切にしながら学生達とかかわり、
たくさんの「セラピストの後輩」を育成することで、
結果的にリハビリを受けて明るくなる患者さんが
もっと増えてくれればとても嬉しいです。
┏ ─────────────────────────── ┓
 6月は石井先生のセラピストストーリー
  学校説明会のお申込はこちらから
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6/23(土)の学校説明会でのセラピストストーリー担当、
森岡先生にもお話を伺いました!

DSCF0573blog.JPG 
身近だった病院から医療従事者を目指すように

子供の頃から体があまり強くなく、また祖母も通院していたので
病院に行く機会が多くあったのですが、病院内で
先生達が優しく接してくれたことがとても印象的で
医療の仕事に興味をもったことを覚えています。
高校生になり、職業紹介の本で理学療法士を知り、また
祖母が通っていた施設でも理学療法士の方がいて
患者さん自身ができることが増えていく様子を見て、
困っている人を直接助けられる素敵な職業だと思い、
理学療法士を目指すようになりました。

■患者さんと接するときは「何をしたいと思っているか?」を大切に

横リハを卒業してからは6年間病院に勤務していました。
最初はとにかく現場になれることで精一杯でしたが、
少しずつ慣れてくると、患者さんと家族との関わりや、
患者さんが帰宅してからの生活のことまで考えられる
ゆとりが出てくるようになり、それからは、
患者さんと信頼関係を築き、その上で
患者さんがやりたいと思っていることは何かという
「生きがい」や「目標」を大切にしながら
精神的なフォローも心がけるようにしていました。

■学生生活で大切なのはメリハリ

横リハに戻ってきて現在2年目ですが、学生に対しては
社会人として大切なことも教え、指導もしながら、
同時にこちらから言い過ぎず、本人にも
考えさせるように働きかけることを心掛けています。
一人で勉強することが好きな子がいればそれを尊重し、
同時に協力することが必要な場面ではそれを伝えるなど、
一人ひとりのキャラクターも大切にすることを意識しています。

私自身も学生時代は勉強もしながら友達と楽しんだり、メリハリのある
充実した学生生活を送っていたので、今の学生に対しても
そのように過ごしてもらえればと思っています。
友達同士で遊ぶときは思い切り遊び、
勉強するときは一生懸命学ぶ。そして将来、患者さんと
向き合うときは患者さん第一で考えられる、
そんなセラピストを育てていけたら嬉しいです。
 
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6月は森岡先生のセラピストストーリー!
学校説明会のお申込はこちらから
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こんにちは。
今日は寒くなってしまいましたね。
横リハがブログ更新をする日は何かと天気が悪いですが
めげずにがんばりたいと思います。

さて、今日は小児領域のリハビリテーションを学ぶのに欠かせない存在
のんちゃんに密着してみました。

 

 

のんちゃん
身長:50cm
体重:3000g
特技:男の子にも女の子にもなれる。


この首が据わっていないところや力の抜けた感じが正に新生児。

普段は教務部の棚の中でおやすみしているのんちゃん。
今日は1年理学療法学科Bクラスの「人間発達学」の授業に出動です。

 

 

  

担当教員は関西出身で、ご家族とは関西弁で話す
理学療法士の田中先生。
  240612ningen9.jpg

   PR>「田中のもうひとつの顔」現役セラピストとして活躍中!

人間発達学では正常児(定型発達児)の発達について勉強します。
子供には成長すると消えてしまう反射があるなど、身体機能や構造自体が特徴的です。
まずは正常な状態を勉強してから病気や障害、さらに理学療法・作業療法を学んでいきます。

赤ちゃんの運動発達の理解を助けてくれるのがのんちゃんなのです。

※のんちゃんは体の動きがはっきりとわかるよう、一肌脱いでおります。

(おなかがかわいいです)
ちょっと恥ずかしいですが、ご了承ください。

1年生が今勉強しているのは月齢別の動作の特徴です。
赤ちゃんは生まれてから歩き始めるまでの間にいろんな動きをして
一人で歩くためのトレーニングをしています。

 

まずは先週の復習から・・・。
小さい田中先生が付いている「くじ」で決まった学生が先週のおさらい。
  240612ningen2.jpg

月齢ごとの動作の特徴を発表していきます。
3人で相談してOK。
240612ningen4.jpg 
足の状態で動きに特徴があったり
(難しく言うと「下肢は屈曲位を取り、キッキング運動を行う」といいます。)


240612ningen3.jpg 
3ヶ月くらいになると手と手を合せるような動きをします!
(難しく言うと「手と手の協調運動」というそうです。)


どんなに難しく言ってものんちゃんがその動きをすることで、イメージがはっきりします。
のんちゃん大活躍ですね!

 

そして今日の授業は4~5ヶ月齢の特徴です。
ここでものんちゃんが大活躍です。
  240612ningen7.jpg
赤ちゃんは仰向けになり、自分の足を持ち上げて手で触ったりするようになります。
確かに赤ちゃんがこんな姿勢をとることがありますよね?
このような動作が、立ち上がって歩き出すために必要な筋肉のトレーニングになっています。

240612ningen8.jpg 
こんな動きも、実は一つ一つに成長していくための意味があるんですね。
赤ちゃんてすごい・・・。

240612ningen5.jpg 
ちなみに、写真の教材プリントは田中先生のお子さんの写真です。
ご協力ありがとうございます。

240612ningen12.jpg

みんな一生懸命メモしたり、マーカーをひいたり・・・
一年生から覚えることがたくさんありますが、一つ一つが患者様の生活に関わってくる大切な知識です。
頑張れ!!


小児領域のリハビリテーションについて
リハビリテーションの中でもいくつか分野に別れていて
小児領域はその中のひとつです。
生まれてきたときに何かしらの影響で脳に障がいをもってしまうと
その障がいを持った状態で発達していきます。

たとえ障がいが残ってしまっても、患者様の潜在的な能力を引き出し
体の機能の発達を促すことが小児領域リハビリテーションの重要な役割となります。

こんにちは!
今日は2年作業療法学科で「革細工」の授業がありました!

H240606kawa1.jpg 
基礎作業学Ⅲの授業です。

担当教員は編み物、陶芸、革細工はお手のもの。
趣味は手打ちうどん作りの三川先生です。
  H240606kawa13.jpg

靴は脱いでおります。念のため。

 

さて、少しだけ、作業療法で革細工などの手芸を取り入れる理由について書いておこうと思います。

・手芸の動作から患者様のどこが悪いのかを見極める。
・つまむ、握るなどの手の動きや力加減の訓練、姿勢の保持などの訓練
・感情のコントロールや集中力を高める訓練
・手先を動かしたり、感覚や視覚からの刺激、構図や色合いなどを考えることで脳を活性化させる。
などの効果が期待できます。


学生さんはこの授業で、一通り革細工や陶芸などの「方法」を学びます。
これらの活動を治療プログラムに取り入れたり、障がいのある方でも手工芸ができるような工夫をしていくんですね!

学生の様子をのぞいてみました。
 
H240606kawa8.jpg

材料の革を分け合いましょう

 
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デザインを考えます。


  H240606kawa3.jpg
この画像が元のようです。


  240606kawa5.jpg
切り取った革に模様を付けて・・・・
(少し見にくいですが、ミッキー(激ウマ)です)

 
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色を塗ります!


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飾りを付けたり

 
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ホックを付けたり
 

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ちょっと失敗(?)しながら

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キーケース完成!!

 
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学生の作品です!

ちなみに、作業療法士は手工芸などの方法を学びますが「上手に作る」必要はありません。
実際に作るのは患者様ですので患者様の状態に合せてサポートするための知識を身につけます。

62日(土)に4年生の8週間の実習が終了しました!

今日は実習後のセミナーで症例報告をする日です。

4年作業療法学科のセミナーにお邪魔しました。

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皆さん、それぞれ、少し太ったり、痩せたり、若干肌荒れしたり・・・ですがとにかく元気そうでよかったです!

 

今日は3年生もセミナーに参加し、先輩たちの実習での経験を聴いていました。

来年はみんなの番ですね!

 

 

セミナーの様子を一部ご紹介します。 

 

統合失調症と認知症の患者様を担当。

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教科書に載っている症状と様子が違う患者様を担当したり、思うようにできないこともたくさんあるということを身をもって体験したようです。

 

ピック病(認知症の一種)の患者様を担当。 

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机の上では学べない貴重な体験をして、また一歩セラピストに近づきましたね!

担任も誇らしいことでしょう!!

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また来週から第Ⅱ期実習が始まります。

また皆さんが元気に帰ってくるのを先生方と一緒にお待ちしております!

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Ⅰ期がお留守番だった学生さんからの裸の大将風(?)メッセージ。

寂しかったんだなぁ。

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