前回のエントリでご紹介した「特別授業」。本日は理学療法学科1~2年合同授業の様子をお伝えします。理学療法学科3年生もオブザーバーとして、有志で参加してくれています。
さて、今回の授業内容は「MMT(徒手筋力検査法)」、これは人体の主な関節運動を行う筋力を0~5段階で評価していく検査です。筋の収縮により、関節の位置を被験者に維持してもらい(※例えば腕を伸ばしてある高さまで上げて止めて、その状態を維持してもらうなど)、そこに抵抗を加えて、どの程度筋の収縮を維持できるかによって6段階で評価していきます。
検査を行うのは理学療法学科2年生、被検査者は理学療法学科1年生です。検査対象となる筋は多く、その全ての位置や協働していく筋群についての知識、筋によって個別の運動、段階づけなども理解して行う必要があります。
2年生にとっては、春から始まる実習に向けて患者様への接し方、コミュニケーションなどを学ぶ機会になり、1年生にとっては筋の特徴や検査方法を学ぶ機会となります。また、実技を行う彼らを3年生が見守り、時にはアドバイスをしていました。
「分からないことがあったら何でも聞いてね!」
説明する自分自身の勉強にもなりますね。
自分から知りたいことをどんどん聞いて、学んでいくのが横リハスタイル!
被検査者になりながら、疑問に思ったこと、知りたいことを聞いています。
先輩・後輩同士で会話を楽しみながらも、学ぶ時には真剣な眼差し。
そんなメリハリあるところが横リハ学生です!