3月7日(金)平成25年度卒業式が執り行われ、理学療法学科72名、作業療法学科44名がセラピストとして横リハを巣立っていきました。
プロのセラピストになるための4年間は、長く険しい道。挫けそうになったり、泣きたくなるようなこともたくさんあったと思います。でも卒業式のこの日、皆一様に素敵な笑顔で式に臨んでいました。
卒業証書授与に続いて、各賞状の授与がありました。
岩崎学園特別賞、神奈川県専修学校各種学校協会会長賞、職業教育・キャリア教育財団学習者表彰、全国専門学校体育連盟スポーツ賞、日本理学療法士協会優秀賞、全国リハビリテーション学校協会優秀賞、など総勢9名と、1団体が受賞しました。
理事長・学校長の挨拶、祝電披露に続いて、卒業生より卒業記念品目録贈呈がありました。今年度卒業生より贈られた記念品は、「視線入力式意思伝達装置 マイトビー」です。
マイトビーとは、発話によって会話をしたり、手足を使って会話補助装置を利用することが困難の人々が、「目(視線)」を使って文字を書いて読み上げさせたり、Eメールを送ったりすることができる視線入力による意思伝達装置です。神経難病など、運動機能を失った患者様の日常生活活動におけるコミュニケーションを、どうサポートしていくかを学んでいく、重要な教材となります。卒業生の皆様、どうもありがとうございました。
続いて、在校生からの送辞、卒業生からの答辞が贈られました。
卒業生からの答辞では、ここまでの道程を支えてくれた親御さんや家族への感謝の言葉が述べられ、保護者の方々は涙を浮かべて聞いていらっしゃいました。
そして最後に、卒業生から支えてくれた保護者の方々、先生方へ歌が贈られました。
こうして平成25年度卒業式は閉式となりました。横リハ学生らしい、明るさと清々しさを感じられる、素晴らしい卒業式でした。
そしてこれが彼らのセラピストとしての旅立ちです。学校という温かい場所から巣立つことは不安もたくさんあると思います。でも彼らなら、大丈夫。何故なら、彼らにはかけがえのない「旅の仲間」がいるからです。
素晴らしい仲間と新しい一歩を踏み出す皆に、力いっぱいの声援を送りたいと思います。
そしてまたプロのセラピストとして、後輩に会いに来てくださいね。