患者様の為に学び続けるセラピストになりたい~学習者表彰~

 4月11日(金)、本年度「学習者表彰」の受賞者が表彰され、賞状と副賞を受け取りました。shine「学習者表彰」は、昨年度優秀な学業成績を修め、且つ実習・学生生活などで総合的に評価し、作業療法学科で各学年1名、理学療法学科で各学年2名が選出されます。
 受賞者には副賞として、打腱器(筋肉の緊張を測定するもの)・ゴニオメーター(関節の角度を測定するもの)・聴診器などがそれぞれに贈られます。shine

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 林副校長に「学習者表彰」や横リハの考えるセラピストとして必要な資質、また受賞者へのメッセージなどお聞きしました。
one「学習者表彰」について
「単に成績優秀と言うだけではなく、健康管理がしっかりと出来て欠席などがないこと、臨床実習での評価や社会的模範になれる礼儀正しさや挨拶など、総合的に判断し、バランスの取れた人物を選出しています。」
横リハは何事にも頑張れば頑張るほど評価すると、林先生は話していました。
two"セラピスト"として必要な資質について
「人間性・体調管理・探究心・社会性の4つのバランス。」
学校説明会で林先生は、いつもこのことを更に分りやすく説明します。4つのバランスが取れるセラピストを育てるために、横リハの先生達は日々学生と面談を重ね、勉強以外の面でも相談に乗ったり、アドバイスをしています。
患者様にとってセラピストは、単にリハビリのプロと言うだけではなく、時に身近な話し相手でもあり、時に家族のように寄り添ってくれる存在でもあります。だからこそ、セラピストが人間的にバランスの取れた人物になることが、患者様にとって大切なことなのだと教えて頂きました。
three受賞者へのメッセージ
「受賞おめでとうございます。皆さんが今回受賞されたのは、日々の努力の賜物です。これからもその努力を続けてください。次年度も期待しています。」

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 さて次に今回受賞された先輩2名に、"勉強のコツ"やこれからの課題、将来の目標、受験生へのメッセージなどを聞いてみました。
 まずは理学療法学科4年 桑原 亮さん(市立横須賀総合高校出身)

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one受賞した今の気持ち
 「日々やってきたことが形になって現れたことがとても嬉しいです。」

two桑原さんの"勉強のコツ"
「どうしてそうなるのか、常に疑問を持つことですね。」
以前は暗記に頼っていたと言う桑原さん。2年次の臨床実習で、指導者の方に説明を求められたところ満足に答えられず、自分の勉強不足を痛感したそうです。その方に「単一的な知識ではダメ。一つの問題を多角的に捉えて、様々な方向から調べ学んでいくことが大切だよ。」とアドバイス頂き、自分の勉強方法が変わったそうです。今では答えを見つけたら、必ず「どうしてそうなるのか?」と疑問を持ち、納得が行くまで調べるそうです。

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threeこれからの課題と目標
「蓄えた知識を患者様の為にどう活かせるのか?今はそれを考えています。」
どれだけ沢山の知識を蓄えていても、それを患者様の為に活かせるかどうかは、積極性やコミュニケーション力など、また別の力が必要になると言う桑原さん。その力を養うことが今の課題です。何でも興味を持つことで学ぶことが数倍楽しくなると実感したので、将来は総合病院や大学病院などで様々な患者様と接していきたいそうです。

four横リハを目指す方へのメッセージ
「横リハの先生は質問すると100%ではなく、120%で返してくれる。」
大学とは違う横リハの良さは"先生との距離が近いこと"と言う桑原さん。120%の意味を聞くと、「例えば質問したこと以外にも、この知識が大事だよとか、これも知っておいた方がいいよと教えてくれる。自分の勉強不足に気づかされて壁にぶつかることもあるけれど、それを打ち破る力が養えます。」とのこと。

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次に作業療法学科2年 相馬 明穂さん(県立松陽高校出身)

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one受賞した今の気持ち
 「受賞できると思っていなかったので驚いています。今年も頑張ろうって思いました。」

two相馬さんの"勉強のコツ"
「何よりまず"授業を聞く"ことです。後から丸暗記しても身につきません。」
テスト前は授業ノートを自分が覚えやすいように構成し直しながら、もう一度作ると言う相馬さん。ノートを作りながら気になるところがあったら調べる。時間はかかるけれど、その分忘れないとのこと。「一度やった範囲でも関連性があったら戻ってもう一度勉強する。それを続けるとテストで出題の仕方が変わっても対応できます。」
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threeこれからの課題と目標
「報告・連絡・相談、今の私の課題です。(苦笑)」
高校時代と違い、社会に出てから必要となる力も学ぶ横リハ。「まぁいいかな、と勝手に判断してしまうのは悪いクセ。自己判断せずに先生や仲間に相談するよう心がけているところです。」最終的には臨床で患者様へと繋がることだから、と相馬さんは言います。
「患者様の言葉にならない思いに気づけるセラピストになりたい。」
患者様が言えなくても自分から気づいて対応できる、それが相馬さんの目指すセラピストです。

受賞者の皆さん、おめでとうございました。confident横リハはいよいよ新学期の授業が始まりました。一人ひとりが自分なりの勉強方法を見つけて、学ぶことの楽しみを味わってもらえたら嬉しいです。壁にぶつかった時には、先生や先輩、友達のアドバイスをぜひ実行してみてください。shine

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このブログ記事について

このページは、横浜リハビリテーション専門学校Blog管理者が2014年4月15日 10:39に書いたブログ記事です。

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