「プロサッカーの世界でPT(理学療法士)として成功する!」
...そう言って、横リハを卒業した理学療法学科12期生 桑原 秀和さん。夢を叶えるフィールドとして選んだのは、オランダ。サッカー好きなら誰もが知っているヨーロッパのサッカー強豪国です。特に若手選手育成には定評があり、名門アヤックス・アムステルダムや、元日本代表選手も所属していたフェイエノールト・ロッテルダムなどは、現在ヨーロッパで活躍する有名選手を多数輩出しています。
桑原さんはロッテルダムの対岸、スパイケニッセという町の「VVスパイケニッセ」というオランダリーグ4部(アマチュア2部)所属のチームで、PT(理学療法士)スタッフとして活躍しています。VVスパイケニッセは1946年創立、現在成人からジュニアのカテゴリまで1100名の選手を有しています。500名収容のホームスタジアムを始め、人工芝を含め6つの運動場等の施設を持った大きなクラブです。ユースのカテゴリではフェイエノールト・ロッテルダムと独占的なパートナーシップを結び、若手育成の更なる強化を図っています。
桑原さんはこのクラブで、主に18~35歳の選手達が所属するチームで、怪我をした選手のリハビリを担当しています。また、試合中に怪我をした選手の応急処置なども担当しているそうです。
桑原 秀和さん(理学療法学科12期卒業 横浜市立南高校出身)
写真:VVスパイケニッセ公式HPより
「大変だったことは、オランダ語でのコミュニケーション、そしてスタッフ・選手と信頼関係を築くことです。また、PT(理学療法士)が他にいないので様々な治療法を試し、試行錯誤しながらリハビリを行っていく点ですね。楽しいことは文化・習慣の違いを知ることで日々発見や気づきがあること、そして選手たちが良くなっていくことです。」(桑原さん談)
VVスパイケニッセ カップ戦優勝の時
学生時代から明確な目標を持ち、横リハで勉学に励んでいた桑原さん。勉強は勿論のこと、夢を叶える為に必要な準備も学生の頃からやっていました。プロサッカーの世界で成功することに、決められたルートはありません。どの国で、どうやって、何をするのか、全て自分で調べ、行動し、決断する。それは私たち横リハが受験生の皆さんにお話していることに似ています。皆さんも横リハで「有言実行」型の人になってください。その夢を聞いて、応援してくれる先生・先輩、そして仲間がここにはいます。桑原さんのように夢を叶えた先輩達はまだまだいますので、これからもブログで紹介していきたいと思います。皆さん、楽しみに待っていてください。
横リハ卒業生 桑原 秀和さんがPT(理学療法士)として活躍するオランダのサッカーチームVVスパイケニッセの公式HPはこちら。