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2007年2月 3日

☆留学生のスピーチコンテスト☆

こんにちは、ミュージック科担当教員のフジワラです。

ワタシが担任をしているクラスに韓国からの留学生がいます。
その彼女が「外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」に参加しました!
今回で18回を数えるこのコンテストは、横浜の学校で学ぶ留学生が、
日本での経験や普段考えたことなどを日本語で発表するものです。
今回は8か国から17名の参加者がいました。

さて、その彼女、数ヶ月前から原稿を考えて、お昼休みに食事をしながら
友人たちに聞いてもらってアドバイスを受けたり、
クラスのみんなの前で本番さながらに発表の練習をしたり。
後で彼女に聞いたらここ数週間は、通学の電車の中でも原稿から目を離さなかったとのこと。
まさにスピーチコンテスト漬け!

会場は神奈川県民ホール。
山下公園の向かい、横浜を代表する風景が広がります。
本番前、お客さんはホールにいっぱいだったので、だいたい400人はいました。
その中に授業を終えて、昼ご飯も食べずに駆けつけたクラス全員の顔がありました。
自分のクラスでありながら、「いいクラスだな」って思っちゃいました!

そして、いよいよ本番!
練習の成果もあって堂々と発表していました。
見ている方がドキドキでしたが!
堂々とした発表!

コンテスト終了後は、横浜港が一望できるレストランで懇親パーティー。
夜景がとてもきれいです。
日本人のストリートミュージシャンによるパフォーマンスもあったり、
大きなことを成し遂げた達成感、充実感を大いに盛り上げてくれました。

帰り道、関内のきれいな町並みを歩きながら話をしたのですが、
「出場して良かったです!!」とのこと。
本番まで何日もかけて努力してきたことが、本人の中で自信につながった瞬間でした。

最初は「緊張するから絶対に出たくない!」とまで言っていたのに、
この日は「努力賞」の賞状を抱えて関内の街を歩く彼女の姿が、
とても誇らしげに見えました。
クラスメイトと記念撮影