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2007年6月27日

☆日本デザイン学会で研究発表☆

教務部のアサノです。
いつもYDAは楽しいよ~という話ばかりしていますが、楽しいということにもいろいろあります。今日は、大変だけど達成感がドカーン!とある話を。

6月22日(金)から24日(日)にかけて、浜松市にある静岡芸術文化大学で日本のデザイン研究の一大イベント「日本デザイン学会 第54回春季研究発表大会」が行われました。

本校は、遡って2000年の47回大会から連続してその日本デザイン学会で研究発表を行ってきました。今回も3年生 Webの女子3人が研究を携えて他流試合に挑戦です。
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演題は「劇場型Webコンテンツによる理解の支援」というもので、FLASHを使ったWebサイトは作り方によると、ユーザの曖昧な思考の確定を助ける事ができるということを、同じ内容のHTML版と比較して実証実験したものです。
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論文の作成から、査読の通過、ポスター作成、学会での発表と普段の学生生活では味わえない、苦難を経験しつつ頑張りました。
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ただし、辛い事ばかりではなくて、楽しいことも沢山あります。昨年先輩の発表について来た時に知り合いになった大学の先生や、研究所の研究員さんたちから「お~また会ったね。頑張ってるね。」と声をかけていただいたり、研究に対して丁寧な講評をいただいたりすることです。
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発表を終えて、思うことは「ここまで頑張らないと、この満足感は得られないな。」という事です。こういうことが出来る環境って、ただ簡単で楽しいだけとは違いますよね。

これは学生の感想です。

日本デザイン学会について

まず感じたのが、自分たちの持ってきた研究成果は、とても恵まれたYDAの研究設備環境によってできたということです。
先生もおっしゃっていましたが、「こういうのを作りました」
「こういうのはどうすか」といった内容のものが多々あり、
企画を実現し比較、分析することが出来るYDAの設備の力は偉大だな、と思いました。
午前の口頭発表では、ペルソナ/シナリオ法の提案もあり、
すでにその手法を活用している自分たちの研究が、
どれだけ意義のあるのかを改めて実感しました。
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(自慢の研究設備。写真はWebサイトの操作性をはかる実験)
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(隣室から被験者の動きを観察することもできます)