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2007年9月 7日

☆ヒューマンインタフェースシンポジウム2007で発表☆

教務部のアサノです。夏休みが明けてすぐだというのに、東京新宿の工学院大学で行われたヒューマンインタフェースシンポジウム2007で、学生達と研究発表をしてきました。
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今回の私達の研究発表は、春に横浜市役所のWebサイトの調査とリニューアルの提案をしたことの報告です。

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その中でも、最近ビジネス雑誌でも頻繁に取り上げられるようになった「ペルソナ/シナリオ法」という技術を使っています。 

本校はその「ペルソナ/シナリオ法」を以前から研究していたため、今回の発表では大人気でした。
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現在日本の専門学校で、Web制作の為にこの技術を習えることができるのは、YDAだけだと思います。

以下は、参加した3年生の感想です。

HIS2007のリフレクション
●事前準備
夏休み明けてすぐということもあり、学会が近いという実感がいまひとつ湧かずチームのメンバーの負担を多くしてしまったような気がします。
たとえスケジュールが決まっていても、自分なりにそのスケジュールを消化しなければいけないな、と思いました。

●当日
HIS初参加ということだったのですが、春に参加した日本デザイン学会に比べてスーツの人の多さにびっくりしました。
参加されているのも企業が大半と聞き、またHISが狭き門である事を知り、自分たちの研究が、企業と肩を並べているという事に感動を覚えました。
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●対話発表で
ポスター展示のブースを見て感じたのですが、ペルソナに関する発表をしている所はたくさんの人が立ち止まって見ていたようでした。
うちの発表にもひっきりなしに人が来ていましたし、やはりペルソナの注目度は高いのだな、と思いました。

●気になった他校の研究
隣で発表されていた、同志社大学さんの浴衣のデザインに関する展示なのですが、「浴衣は普段着と違い、着る機会が少ないのでデザインを決めにくくコーディネイトしにくい」ので、そのデザインを決める支援をするシステムのお話でした。
詳細は省きますが、好みのデザインを繰り返し選んで行くことによって、自分のイメージに合う浴衣をデザインするという目的のもので、私達が昨年作ったWeb「山手図鑑」に発想が近いなと思い、大変興味深かったです。

●全体を通して
客観的にものを見る事が、うまく出来ていなかったように思います。
ゼミの中で私が一番にすることは、全体を見てフォローや気配りをしていくことだと思っているので、今後このようなことが無いよう、気を引き締めなおさなければと思います。
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以上です。
お疲れ様でした。