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2007年11月21日

☆情報をデザインする☆

情報デザインの授業におじゃましました。「情報をデザインする」授業ってなんだろう・・・?と思いつつ。
はじまったのは、寸劇。
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学生たちがグループにわかれて、自分たちがデザインした携帯電話の操作画面、エアコンのリモコンなどを実際に使用している場面を演じています。
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担当教員のアサノ先生に聞くと、
「ある製品を開発する場合に、そのプロトタイプを使って開発者が寸劇を行います。その製品が使われると想定されるシーンにおいて、ユーザに扮した者がタスクに従って操作を演じて「気づき」を得るのです。操作の不自然さやあいまいさが浮き彫りになり、演者を観察しているスタッフからもコメントや指摘を受けることができます。」
・・・なるほど。

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やっぱり実際にデザインしたものを使っている場面を見ているので、いいところや悪いところの「気づき」が多いのでしょう。活発に意見が出ています。

携帯電話の外観や液晶画面内の表示などをおしゃれに、カッコよく、かわいらしくデザインすることはもちろんデザイナーの仕事。
でも、「人が使うものだから」、「女性が使うものだから」、「こういうときに使うものだから」と考えたときに「これって使いにくくない?」、「このデザインのほうが親切だよ」っていう視点でデザインしていくこともとっても大切。言い換えると「人に優しい」デザインをしましょうってことですね、きっと。
ホンモノのデザインができるデザイナーってこうしたことができることなのでしょう。