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2008年6月11日

☆めざせ!シナリオライター!☆

ゲーム科のタカハラです。今日はゲーム科1年生の授業の様子を紹介します。

1年生の授業「シナリオ制作」を覗いてみました。
講師の先生は、オンラインゲームの「LOST ONLINE REBIRTH 公式サイト連載小説」や、隔月刊誌「もえ☆スタ」で小説『僕と天使の通信簿』を連載している、佐山 操先生です。

この日のテーマは、キャラクタの行動原則を考えてみようというテーマでした。

三国志を例にとり、なんで3つの国は争っているのかを考えてみようという内容でした。
確かに物語としての三国志では、曹操って悪役ですけど、根っからの悪人って訳ではないですよね。
世界征服をしたいって理由じゃなく、国の人々の生活をよくしたいからっていうのが大義名分だよねってことでした。
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また、ファーストシーンの描き方という内容では、まもなく新作が公開される「インディ・ジョーンズ」シリーズを例にとり次のような説明をしていました。

ファーストシーンは、とにかく興味を持たせることが大切! 事件(イベント)から物語がスタートすることで、ユーザ(プレイヤー)は一気にそのストーリーに興味をもつことになるんです。
シリーズ第3作「最後の聖戦」では、物語全般を通じて関係する小道具、インディの過去、蛇が嫌いになった理由、鞭やトレードマークの帽子などをちりばめることで、シリーズのファンにも、初めてみる人にも楽しめる内容になっているんですとのこと。

「インディ」って、実は飼っていた犬の名前なんだそうですね。みなさん知ってました?

また、2・3年生のゲームゼミナールでは、先生からの紹介で、発売予定のゲーム作品のシナリオ制作にチャレンジしています。

最初は、トライアウトとして、みんなの実力を試すためのサンプルストーリーを学生がつくり、その内容をゲーム会社の方に評価をしてもらいます。

ちなみにテーマは、ちびっ子に人気の某有名キャラクターをモチーフにした、任天堂DS用のゲームだそうです。対象となるユーザのことを考え、使用する言葉遣いや文字数の制限などを意識しながらシナリオを制作しなければなりません。

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学生のみんなは、真剣にメモを取りながら作成したシナリオの注意点を確認していました。

シナリオライターとしてのデビューは近い!

こんな色々なゲームやストーリーにとっても詳しい、佐山先生の最新作
もえスタ ~萌える東大英語塾~』に関する情報はこちらからどうぞ。
7月に発売とのことです。みなさんよろしくお願いしますね。

その他、
オンラインゲームLOST ONLINE REBIRTH 公式サイト連載小説

隔月刊誌もえ☆スタ『僕と天使の通信簿』連載小説

なども要チェックですよ。