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2008年9月 9日

☆JAPRS認定 「Pro Tools技術認定試験」 ☆

毎年1回、9月に実施されている「Pro Tools技術認定試験」(社団法人 日本音楽スタジオ協会)。今年もYDAが会場となり、7日の日曜日に実施されました。
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この試験、「音楽」をしない方にはまったく馴染みのない試験なのですが、音楽スタジオなどでDigidesign社の「Pro Tools」が事実上のレコーディング標準機となっているため、その「Pro Toolsのオペレーション能力」をはかる試験として音楽業界、特にエンジニアを目指す学生にとっては受けておきたい試験なのです。

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さて、YDAではこの試験についてどのような状況なのでしょうか?
解説を兼ねてミュージック科のフジワラ先生に聞いてみました!

学生の受験状況は?
YDAでは、MIDI検定と並んで必須受験の位置づけです。ただ、この試験は合格・不合格ではなく、得点からAからEランク分けられます。Aランク評価が一番の高得点ということになります。
A:1000~901点
B: 900~701点
C: 700~451点
D: 450~201点
E: 200点以下

一昨年は、学生がAランクを獲得しています。Aランク者は全体の1割にも満たないわけですから、相当なものですね。

業界標準の「Pro Tools」。YDAの授業ではどのようになっていますか?
「ミュージックプロダクション」、「卒業制作」などの授業で使うことになります。もちろん、個人での楽曲制作にも欠かせません。音楽制作を実践するなかで自然と「Pro Tools」を使いこなせるようになっていきます。
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受験に際しては、問題に慣れることや体で感覚的に覚えていることをきちんと知識として整理する必要もあるので、受験対策の特別講座をやって万全にしています。
試験後、自分の曲を「Pro Tools」で制作している学生を見かけましたが、頭のなかが整理されたこともあって試験前よりも明らかにオペレーションは上達していました。

フジワラ先生ありがとうございました!
さぁ!YDAミュージック科の学生たちの受験はどうだったのでしょうか??
結果に期待しましょう!