こんにちは、ファッションデザイン科3年生の吉田です
今日は私が夏休みから取り組んできた"YKKファスニングアワード2011"という外部コンテストについてお話したいと思います
このコンテストは毎年行われていて、YKKで新開発されているファスナーやスナップなどを使用し、デザイン性や機能性を考えて作品を製作、発表するものです。
ファッションデザイン科では、今回のファスニングアワードコンテストの傾向と対策について、5月にYKKの方々に来てもらい特別講義をしてもらっていたので、機能性やデザインについて、じっくり考える事が出来ました
コンテストの部門は2つあり、アパレル部門とファッショングッズ部門に分かれていて、全国88校、5,377点の応募の中から51点が通過、私はアパレル部門でデザイン画が一次選考を通過したので、夏休み前から早速製作に取り掛かりました
私の作品は、"ハードカジュアル"をコンセプトとしたドレスのデザインです、生地は3種類のデニムを使用し、YKK製品の中からは、エクセラという金属のファスナーを選びました
夏休み中は、自宅でも学校でも作業に取り組んでいましたが、作品提出の期限がどんどん迫ってきて、就職活動も同時進行していた私には、精神的にも肉体的にも、とても辛かったですしかし、友人や先生方、家族に励まされ、何とか締め切り日当日に提出する事が出来ました
二次審査は作品とポートフォリオの提出で、51点のうち30点が選ばれました。ドキドキしているとしばらくして、私の所に二次審査通過の知らせが来ました。連絡がきた時は、本当に嬉しかったです
そして先月10月18日に六本木ラフォーレミュージアムにて、ファッションショーと授賞式が行われました。
最終審査ではアパレル部門20点、ファッショングッズ部門10点という狭き門を通った作品のショーが披露され、見ていてとても感動しました
他の作品を見て、こんな発想もあるのか、こんな使い方もできるのかなど、とても勉強になりましたし、自分の感性を磨く良い刺激にもなりました
残念ながら、入賞することはできませんでしたが、自分なりに悔いのない納得のいく作品ができたので満足です私の製作した衣装や作品の詳細は、校内ポスターに掲示されているので、見て下さいね!)
何よりも、苦労、努力した作品を外部コンテストのショーで披露させてもらえたことが言葉にならないほど嬉しかったです。本当に良い経験になりました
これから服飾を学びたいと思っている方々や、同じ勉強をしている後輩にアドバイスとして、伝えさせて下さい「学校内のコンテストやイベントでも、それぞれ個性があり、刺激もあります。
しかし、世界は広いですどんどん外部コンテストに応募したり、他校の学生作品やプロのデザイナーのファッションショーを見に行って下さいきっと自分の感性の肥やしになります。
自分の中の可能性に限りを決めないで、取り組んでいってほしいです
私も、大変で辛くて挫折しそうになりましたが、努力した成果が出たのか、このような素晴らしい経験もできましたし、無事にアパレル会社の企画職として内定を頂く事もできました」
皆さんにも是非そうなって欲しいです。
頑張って下さい
以上吉田でした
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