fカレブログ

2014年4月15日
 ■  選ばれちゃいました!!

選ばれちゃいましたsign03sign03

何にsign02
ハイpaper「横浜開港祭親善大使の制服のデザイン画」
開港祭
私、ファッションデザイン科2年の目野といいます。
今年の4月からお目見えする横浜開港祭親善大使の制服のデザインがコンテストがfカレで行われたのですが、私の絵が選ばれてしまいましたhappy02
デザイン画
横浜開港祭って凄く歴史が有る祭典で今年で33年を迎えるんですってsweat01
これまでは開港祭の実行委員会が制服を決めていたのですが、今年初めて私たちの学校のファッションデザイン科の学生がデザインしたものから選ばれたんですscissors

クラスの友達は、今、犬の服の企画に携わるインターンシップに行っているからチャンスsign01
と思って 少し気合いを入れてデザイン画を描いたのですが・・・・
まさか本当に選ばれるとはupup

と言う訳で、デザイン画を基に株式会社エムズというアパレル企業の方と開港祭実行委員会の方達と打ち合わせをしてきましたdash
実行委員会の方が3人、アパレル企業の方5人が私のデザイン画のコピーを前に真剣な顔で打ち合わせ開始coldsweats02
打合せ

株式会社エムズと実行委員会の方が、今後デザイン画に対してどうしていくかスケジュール調整をした後、株式会社エムズさんのデザイナーさんとパタンナーさんを紹介していただきましたsign01

やっぱ、デザイナーさんってカッコいいlovely
そして、デザイナーさんから「目野さんのデザインをアシストさせていただきますからなんでも言ってください」心強いsign03
デザイナーさん
早速、デザイン画の打ち合わせがはじまりましたnote
まず、全体的にどんな感じにしたいかをと聞かれたのですが・・・
今回のデザイン画のイメージが「カワイイ水兵さん」と言うコンセプトでデザイン画をおこしたのでその事を伝えて、デザイン画の細部の説明。
仕上がりの雰囲気も若い感じでかわいらしくと言う事を伝えましたhappy01

デザイン画もそういった感じにしていたのですが・・・
この親善大使という仕事は、6月までずっと着て、しかも着ている人達が動きやすくて、横浜を代表すると言う事で"若さ、美しさ、品格"などいろんな要素が必要だって事を考えて欲しいとのこと
なんか・・・責任重大sweat02

素材選びからshine
6月までフルに着用するため丈夫な生地、そして6月の暑い時期でも着れる服地選び・・・・
凄くいっぱいのサンプル帳の中から選ぶのだけど、何を選んで良いか全くわからないよ~wobbly
サンプル

デザイナーさんが夏物の素材をピックアップしてくれて、それぞれの素材の特徴を説明してくださいました。
これは通気性が良いとかストレッチ性があるから楽とか、ポリエステル混だから丈夫とか・・・
やはりプロsign01小さなサンプルから洋服全体の雰囲気が分かってしまうんだsweat01
素材選び

いろいろなサンプルからベースの生地を決めて、次は細部の生地に
これが凄いんですcoldsweats02
小さな部分一つに対してもかなりのこだわり様。例えば、セーラーの襟の部分はデザイン画だと水玉のブルーですが、それを再現する為にわざわざ生地を作るとか、細部のモールも全て色味が無いから作っちゃうsign01

デザイン画でさり気に横向きに描いたリボンも、それを忠実に再現する為に素材のハリ感や傾き感など綿密に打ち合わせをしました。

こんな感じで1回目の打ち合わせは終了coldsweats01
次は、トワールチェックといってデザイン画と今日の打ち合わせを基に別の生地でサンプル品を作ります。
1回目終了

みなさんお疲れさまでした。
私が描いたデザイン画に、いろいろな人が真剣に向き合ってくれている。
なんか・・・本当に有難うございますbearing

と言う訳で第2回打ち合わせflair
今回は、前回以上に人が増えているsweat02

先ずは、挨拶が終わって、さあ~トワール(型紙に合わせて布地を使って、組立を行う作業)とご対面notes
私が描いたデザイン画そっくりsmile

良かったよかったsign01これで出来上がりgood
と思っていたら・・・
トワールチェック
「この服をよく見てください 思い描いたデザイン画とどうですか?何かありましたら仰ってください」と優しい声。
私は、思わず「完璧ですsign03」って言っちゃいました。パタンナーさん有難うheart01と思っていたら・・・
お袖の長さはこんな感じですか?バックのシルエットは?袖とボディーとのバランスは?
スカートの丈は?襟の付き具合は?
凄く細かいwobblyミリ単位のチェック・・・だけど この少しの違いが全体の雰囲気を大きく変えてしまうんだ。これがプロの仕事だと凄く感じた。
トワールチェック2

そして、大体の雰囲気が完了すると次は親善大使運営事務局の方、アパレルメーカーの営業の方等がパターンチェック。
パターンチェック

立場の違う人達がこの作品を見て、いろんな意見が飛び交います。
コストや生産性、いろいろ人が見たときの印象など・・・・
洋服の製作って、こんなに多くの人たちが係るんだ・・・

さて次は、ファーストサンプルチェックです。
実際の作品を作って見て、それを基に修正をする作業です。わずか3日でそれをこなしてしまいますsign01

トワールチェックから三日後、またエムズさんの事務所へ・・・

さて、今回もやはりいろいろな方が来てくれています。
そして、サンプルの登場shineshine

やったぁhappy02
デザイン画以上の作品sign03感動sign03そして感謝sign03小さい所まで全て完璧sign03
サンプル

エムズのデザイナーの方に、「お疲れ様でした、私たちは、普段洋服のデザインをするときに 着やすい服やコストなど様々な要素でデザインさせていただいています。今回目野さんのデザインをお手伝いさせていただき、原点に返った気がしました。楽しいお仕事をさせていただきました。」って・・・・crying(感涙)

恐縮するやら、プロの技の凄さをひしひしと感じました。
あのデザイン画からこんなに素敵な服が出来上がるんだ・・・

最後に、エムズさんから、「目野さんのサイズの親善大使の制服をプレゼントとして御作りしますよ」と言われましたsign03

えええcoldsweats02sign03私のサイズで? プレゼント?
嬉しい本当にありがとうございますbearing

そして
親善大使オーディションへ・・・・
サンプルと並んで

これから、親善大使の方が決定します。
選ばれた12名の親善大使の方たちに、私のデザインした制服を着ていただくのです。

私は、現在ファッションデザイン科で、デザイナーになるのが夢ですが、今回の制服製作を通じて、すごく多くの人たちと関わる事ができ、デザイナーの仕事についてもっと深く知りたい、もっと勉強して、夢ではなく・・・
きっとデザイナーに成ってやるrock
と思いました。

投稿者 yfc_blog : 2014年4月15日 19:10

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