fカレブログ

2006年11月13日
 ■  ☆校外研修報告☆

こんにちは☆ビューティーコーディネート科のシノハラです。
今回は校外研修のご報告をしたいと思います。


老人ホーム実習として、学校から徒歩約30分、浅間台にある養護老人ホーム ハマノ愛生園様を訪問しました。

通常授業では、クラスメイトでの相モデルで行っています。しかし実際に働く美容業界では、多数の幅広い年齢層の方々と出会います。プロとしての技術もそうですが、技術だけでなくカウンセリング、コミュニケーションの両方を兼ね備えてはじめてプロとして通用するものになるのです。
そのため今回の訪問実習は
① クラスメイト以外の肌に触れることに慣れること。
② 違う世代の方とのコミュニケーションをとることで、マナーとして会話の意識を高めること。
以上の2点を重点におきました。
肌に触れるということで、実習はフェイスマッサージ、メイクアップ、ハンドマッサージ、ネイルカラーリングを行いました。

今回の訪問で使用する道具全ての荷物を持ちながら、園の前の急坂は大変きついものだったと思います。
園に到着すると玄関にて早速ご入居者様に出会い、様子を伺いながら挨拶とともに実習部屋に移動をしました。机・イスを並べ各自用具を準備し、ご参加の方々のお迎え態勢を整えると、早速一人目の方がお見えになりました。学生は何をしたらよいか戸惑いの表情が見受けられましたが、例年ご参加されている方で逆に声を掛けていただき、一瞬にして場が和やかになりました。その後、続々とご参加いただける方々が見え、学生たちは自ら進んで声を掛け席まで案内をし、話をしながら実習をする光景が見受けられました。
ご参加の方々、施設の方々の温かいお心遣いを頂き、学生も徐々に緊張がほぐされ、会話をしながら実習はあっという間の1時間だったようです。
クラスメイト以外で初対面の方との会話と実習。最初は緊張の面持ちでしたが、実習を通して会話することで、自然と笑顔になっていました。

学生にとっては初めての体験でしたが、実習後のご参加いただいた方々から直接お喜びの声を頂き、自らの喜びと達成感を感じたようです。授業内での実習と違い、遥に人に対する細かい気遣いの必要性に気がつける、そして自然にでてくる気遣い、学生個々の優しさがにじみでている光景は輝かしいものでした。約1時間の実習でしたが、大きな成長を遂げたように思います。
帰り際、玄関口でご参加いただいた方々が見送りに来てくださり、満足していただけたという喜びと共に、もう少し一緒にいたいとの後ろ髪をひかれる想いを感じながら園をあとにした学生たちでした。

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投稿者 yfc_blog : 2006年11月13日 10:14

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