fカレブログ

2009年9月25日
 ■  「供養の日」を体験して

こんにちはup
ビューティー・スタイリスト科1年のR・Sです。
私たちは、9月4日にビューティー・コーディネート科と合同で「供養の日」という学校の恒例行事を体験しましたscissors
この「供養の日」とは入学してから今まで、そしてこの先も仕事を行っていく上で、深く関わっていく道具に感謝の念を込めることを目的とされたものでした。
私をはじめとするほとんどの一年生が、今まで経験したことがなく分からないことだらけだったと思います。
始めのうちは、どうしていいのか分からずイスに座ったまま、ただきょろきょろしドキドキして何が起こるのか想像も出来ませんでしたcoldsweats01

供養が始まると、まわりの空気が一遍して緊張した雰囲気になったことを覚えています。会場全体が静かになり集中している学生の様子が良く分かりました。それを見て、とても大切な儀式なのだということを改めて感じました。


各クラスの代表者が一人ずつ壇上に上がり祭壇に一礼をして、その後は全員で一礼しました。その時、私は自分自身が使う道具のコームやピン一本にまで供養する事はすごい事だし、それを習慣としてきた日本人も素敵だと思いましたlovely

儀式の最後には、私たちが日頃から使うピンを一人ずつ豆腐にさしていきました。
今年は丑年ということで牛型に作られた豆腐にはびっくりしましたemoji
ひとりひとりがこれから先ずっと使っていくピンをしっかりさして行く姿を見て再度身が引きしまる思いがしましたemoji

最近は学校にも慣れ友達もでき、心の中でどこか油断している部分があったと思います。
しかし、この行事を通してもう一度自分自身を見つめ直すことが出来たと思います。
そして、普段何気なく使っているコームや、すべての道具について考え方が変わった気がします。今までは、雑に置いたりしていた物や道具も自分がお世話になっている物だと思うだけで丁寧に扱うようになりました。
 「供養の日」を通して物の大切さや有り難さが、身にしみて分かった学生もいると思います。
そんな大事なものを使って、仕事をしていく 美容師 という仕事が、すごく格好良く思えてきました。また、日本の文化にも接することが出来て感激です。少なくとも私はそう思いました。
そして年に一回のこの行事は欠かすことの出来ないものだと思います。
今後は、もっと道具を大切にすることを心がけ、意識し、その道具を使い更なる技術の向上に、励んでいきたいと思います。
自分が努力することで少しでも多くの道具に感謝の気持ちが伝えられるように頑張りたいですemoji

投稿者 yfc_blog : 2009年9月25日 10:00

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