こんにちはファッションデザイン科2年の愛子です
4月から新学期が始まりました。新しい教室にもなりました
最初に行った造形の授業、先生「はい、じゃあウール素材でペッドボトルの湯たんぽカバー作りしま~す」
被災地へのささやかな支援活動です。
"湯たんぽカバー"きっかけは畑野先生
※以下畑野先生のコメント
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今回の東日本大地震以降、私達服作りができる学科で何かみんなで出来る事がないか?と探していた所
"ねまる"という被災地へ支援物資を届けている団体の小泉さんという方と出会い、依頼を受けました。
「これならみんなで出来る」
みんなで力を合わせて湯たんぽカバーを製作しよう
という事で、今回ファッションビジネス科,ファッション技術科、ファッションデザイン科の先生方に声をかけさせて頂いたところ、同意してくれました。
学生達(2、3年生メイン)に声をかけ、みんなが立ち上がったわけです。
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愛子に戻りまーす
みんな被災地のためとなれば目の色が変わります。
先生の話を聞き、真面目に作業に取り組み出しました。
まずは布の裁断から
巨大なウール地のロールを手分けして裁断しました。
布をおさえる人、布を切る人、合い印を入れる人、パターンを置く人(CADチーム3年生が、CADでパターンを作成してくれました。マーキングまでしてくれて、さすが3年生、完璧です!)
先生に縫い方を教えてもらいながら・・・
みんなで分担しました。流れ作業で縫っていきます。
私は布をおさえる係で、友人の「手ぇどけろ。切るぞ」と言う有難い忠告のお陰で大事な手を切らずに済みました
それから、ミシンは1年生の時とは違い工業用の高速ミシンになったのでそれに慣れる良い練習にもなりました。
まずは糸のセットからです。ミシンは糸を通す穴を一つ間違えるだけで、布に世にも恐ろしい大惨事を引き起こしてくれるので十分に注意してセットしました。
慣れないミシンに皆ちょっとドキドキ。
そんな皆を察して、嫌な顔一つせず「ウフフ、頑張って~」と優しい笑顔の我らがお母さん、もとい担任の景中teacher
技術科2年生も
ビジネス科2年生もみんなで作りました。
デザイン科2年生は、約2日かけて30枚程の湯たんぽカバーが完成しました。
皆ほっと一息です。
誰かが「アレもしかして被災地も、もうそろそろあったかいんじゃない」と言ったけど
いえいえこのような状況は今後来年も再来年も続くと言われています。
一日でも早く被災地の方々が笑い合って生活できる日々が来ますように。
抱えたり、足元に置いたり、こんな感じで使います。全ての人達が暖まりますように
一年生は、もう少し縫えるようになった秋~冬頃に作って、第2段で小泉さんに被災地へ届けてもらう予定です。
余った生地でマフラーも作りました~
生地も有効活用です
今は、富士山の如く募った課題に日々追われながら忙しく、楽しみながら学業に励んでます。
以上愛子でした
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