情報処理科のせっきー、えっつー、さんちゃんです。
8月31日のWRO日本大会決勝に続き、11月1日・2日にWRO国際大会決勝が行われました。
「WRO(World Robot Olympiad)は自律型ロボットによるコンテストで、世界中の子どもたちが、各々ロボットを製作しプログラムにより自動制御する技術を競うコンテストです。市販ロボットキットを利用することで、参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われます。」…(WRO HP)
会場のパシフィコ横浜展示ホール↓
今回も、3年生から1年生まで工学科と処理科の混成チームで、ボランティアスタッフとして、この大会に参加してきました↓!!
審判補助(通訳)↓ 受付↓
2日間にわたって行われたこの大会でしたが、17ヶ国参加の国際大会決勝戦ということもあり、いろいろな国から来た人に出会うことができました。
こちらは高校生の部門で優勝したスェーデンチームです↓」
この大会で使用されるロボットがLEGOなのですが、これがまたすごい。レギュラーカテゴリ競技では、何でこんなに素早く巧妙に動くんだ。意思を持っているのかと思えるような素晴らしい動きをします。
オープンカテゴリ競技では、環境問題をテーマにした展示ですが、都市計画まででてくるスケールの大きさに驚きました。↓
また水質浄化やリサイクルなどにとりくむロボットもレゴで作られたロボットです。↓ 植林をするロボットも。↓
先端企業によるデモンストレーションもあったのですが、むしろ各国のブースの色々なアイデアの詰まった展示が、面白かったです。それに小中高生のプレゼンテーションがとても工夫されてうまかったです。
大会のフイナーレでは、みなさんもご存じの「HONDA アシモ」が出てきました。帰りかけていた世界中の子供たちがワーッとステージのまわりに集まり大興奮でした。
一方で日本の子供たちはあまり集まりませんでした。日本は最新のテクノロジーに触れる機会に恵まれているけど、逆になんでもありすぎて感動がなくなっているのかも?なんて思いました。
全ての競技部門で上位を外国チームが占めました。特にマレーシア、シンガポール、韓国が目立ちました。
マレーシアチームです。たぶん国際電話で喜びを伝えているのだろうな↑
大学生のロボコンでも、モンゴル共和国のような電子パーツを手に入れるのが困難な国のほうが強いと聞いたことがあります。廃棄された車や家電やパソコンからパーツを一つ一つ取り出して再利用するそうです。何もないからこそ発想と工夫の底力が育つそうです。
今回参加した情報工学科のメンバーは、1年から3年までそれぞれでチームを組み、12月の全国専門学校ロボット競技会(スチールファイト)に競技者として出場するそうです。
大変そうだけどやるとおもしろいんだろうな。うらやましい。出場できない僕たちの分まで活躍を期待しています。
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