革細工がどうして作業療法になるのか?

こんにちは!
今日は2年作業療法学科で「革細工」の授業がありました!

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基礎作業学Ⅲの授業です。

担当教員は編み物、陶芸、革細工はお手のもの。
趣味は手打ちうどん作りの三川先生です。
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靴は脱いでおります。念のため。

 

さて、少しだけ、作業療法で革細工などの手芸を取り入れる理由について書いておこうと思います。

・手芸の動作から患者様のどこが悪いのかを見極める。
・つまむ、握るなどの手の動きや力加減の訓練、姿勢の保持などの訓練
・感情のコントロールや集中力を高める訓練
・手先を動かしたり、感覚や視覚からの刺激、構図や色合いなどを考えることで脳を活性化させる。
などの効果が期待できます。


学生さんはこの授業で、一通り革細工や陶芸などの「方法」を学びます。
これらの活動を治療プログラムに取り入れたり、障がいのある方でも手工芸ができるような工夫をしていくんですね!

学生の様子をのぞいてみました。
 
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材料の革を分け合いましょう

 
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デザインを考えます。


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この画像が元のようです。


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切り取った革に模様を付けて・・・・
(少し見にくいですが、ミッキー(激ウマ)です)

 
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色を塗ります!


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飾りを付けたり

 
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ホックを付けたり
 

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ちょっと失敗(?)しながら

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キーケース完成!!

 
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学生の作品です!

ちなみに、作業療法士は手工芸などの方法を学びますが「上手に作る」必要はありません。
実際に作るのは患者様ですので患者様の状態に合せてサポートするための知識を身につけます。

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このブログ記事について

このページは、横浜リハビリテーション専門学校Blog管理者が2012年6月 6日 17:10に書いたブログ記事です。

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