☆カラープランニング☆
カラープランニング担当教員のヨシオカです。
通常授業開始3日目、いよいよ初めてのカラープランニング。
シラバス(年間授業計画)を説明して、カラー構成の実習が始まります。
初日ですから、難しいことは抜きにして、まずは、「やってみましょう!」。
テーマは、「あたたかい」「つめたい」の二つの言葉のカラーイメージを表現します。簡単に言うと、色紙を切って台紙に貼り付けていく。しかもできる限り美しく。
その中での条件は一つ。「プランニングカラー(色のカード)切るときは、直線に切ること。曲線に切ってはいけません。」
いくつもの四角や三角のタイルを並べてつくった絵のように、色を選び、タイルのように切って、レイアウトをしてイメージを表現していくわけです。
さあ、実習に移ります。学生にとって一番楽しい実習です。カラープランニングはデザインの基本となるものです。もっと言ってしまえば、生活の基本となるものと言えるでしょう。
みんな真剣です。プランニングカラー147色からイメージに合った色を選んで、画面構成します。最初は結構簡単と思っていても、意外と難しいものだということが、実習をしているとわかります。
そう、どうしても曲線が欲しくなってしまうのです。極端に言うと、花びら型に切って貼りたくなってきてしまうのです。もちろん、それは条件違反。なんとか、四角や三角の組み合わせで曲線に見えるようにみんながんばっています。
なかなか良いできばえでしょうか?
これから半年間、この授業では色彩検定合格を目指していきます。
もちろん、日常生活の中で、もっとも人に影響を与えるカラーを自由自在にあやつることができるそんな、デザイナーになってほしいと思っています。