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2012年9月20日

☆YDAの先生たち!その7☆

ゲーム科
前期試験終了っ!! ゲーム科では喜びのscissorssign02 勝利のscissorssign02
でも、周りのみんなは真剣モードsign01

タカハラ先生指導中!
実はゲーム科は、今週末の「TOKYO GAME SHOW 2012」出展に向けて、作品制作&準備のラストスパート真っ最中sign01
「そこのプログラムが間違っているから、キャラの動きがおかしくなるんだ! 直すには・・・」
と、タカハラ先生の指導にも熱が入りますsign03

タカハラ先生授業中!
タカハラ先生はゲーム科でプログラミングを教えて17年の大ベテランsign01 プログラミング初挑戦な新入生を3年間でゲームプログラマーに育て上げますsign01 これも、豊富な知識と経験があればこそsign03

タカハラ先生!!
タカハラ先生に突撃インタビューsign01

―今回イチオシのゲームは?
ネットワーク型の国家建設ゲームですsign01ゲームとして面白いだけでなく、キャラクターはCG科・グラフィック科に、音楽はミュージック科に制作してもらったので総合的な完成度も高いですsign01まさに、YDAならではの大作ゲームですsign03

―プログラミング初心者が、ゲームショウに出展できるゲームをつくれるようになれるんですか?
プログラミングは入学後にやればやるだけ伸びるので、授業を真剣に受けていればすぐにつくれるようになりますよsign03 私が気をつけていることは、1年生の最初の授業で、プログラミングをみんなが知っているものに例えて「プログラムって、特別なものじゃないんだsign01」と感じてもらうことですね。

―最後に一言、お願いします!
真剣に遊んでくださいsign01 全力で遊んで、客観的に「どこが面白いのか?」ということをとことんつきつめる。これこそが、本当に面白いものをつくる第一歩ですsign03

タカハラ先生、ありがとうございましたsign03 「TOKYO GAME SHOW 2012」の様子はYDAブログでご紹介しますsign01


次回は、「テクニック指導も就職指導もお任せください!」な先生を紹介しますsign01 お楽しみにsign03

2012年8月 9日

☆YDAの先生たち!その6☆

夏休みのインターンシップ!
夏休みに入ったYDA。学生たちはアルバイトや遊びと思い思いの夏休みを楽しむ中、今日はグラフィック科の学生たちがインターンシップのため登校sign01 これもYDA学生の正しい姿sign01

ムラタ先生
さぁ、指導するのはデザイン系学科の授業を担当しているムラタ先生sign01
ゲーム会社、イラストレーター・・・と豊富なキャリアの中で培った技術を、授業やインターンシップの指導で惜しみなく発揮しますsign03

笑顔の素敵なムラタ先生
学生たちからは「いつも穏やか~happy01」「笑顔がかわいいheart01」と評判のムラタ先生。休み時間には、多くの学生が質問に押しかけます。
まさに、「優しくて質問しやすい」+「アドバイスは鋭い」=ムラタ先生sign03

ムラタ先生にインタビュー!
ムラタ先生に突撃インタビューsign01 ミーティングを邪魔してゴメンナサイsign03

―どうしてデザインの道に進んだのですか?
「小さいころから絵を描くことが好きだった!」これがすべてですsign03

―どんなデザイナーを育てたいですか?
「新しいモノを生み出せるデザイナー」になってほしいですね。今までどおりのデザインや使い古したキレイな言葉では、人の心を動かせません。「そう来たか!」と言わせて、心を動かす新しいモノをつくること。学生たちには、このデザインの醍醐味をぜひ味わってほしいですsign03

―最後に一言、お願いします!
「やってみること」「挑戦すること」に臆病にならないでください。そして、常に面白いモノを探し続けてください。例えば、知らない駅で途中下車をしてぶらりと散歩してみる。そんなことからも、新しい発見がありますよsign01

ムラタ先生、ありがとうございましたsign03


次回は、「ベテランの技術と指導力が光る先生」をご紹介いたしますsign01 お楽しみにsign03

2012年7月10日

☆YDAの先生たち!その5☆

YDA Music Live
歌姫が歌い、魂こめた音が響くYDAのMusic Livesign03
キーボードを奏でるのは・・・ミュージック科のフジワラ先生sign01 教え子たちの晴れ舞台、フジワラ先生がプロの技でサポートしますsign03

学生指導中!
フジワラ先生は、日中は楽曲制作や音楽理論の授業を行い、放課後は楽曲制作やバンド練習に励む学生たちを指導しています。今日もDTM教室では、学生とフジワラ先生の姿がsign01

YDAミュージック科
さらに学外では、在校生・卒業生アーティストを音楽業界に紹介し、自身も作曲家・奏者として活動する多忙な毎日sign01 フジワラ先生の技術、経験、音楽業界の最新情報・・・プロを目指す学生にとって魅力的な話ばかりsign03

フジワラ先生
フジワラ先生に突撃インタビューsign01 作曲中に邪魔してゴメンナサイsign03

―授業で心がけていることは何ですか?
「技術」と「表現」を両立させることです。自由に音楽を作れる時代だからこそ、まずは「型」を身につける。そして、それを破ることで自分の「技術」が身につきます。同時に、自分のアイデンティティ、求めるもの、演奏したいもの・・・「表現」を身につけること。「技術」と「表現」を合わせ持って初めて「プロ」なんですsign01

―ミュージック科にはDTMコースがありますが、DTMの魅力はどこですか?
作曲からミキシングまで、1人で曲を完成させられることですね。技術の進歩に合わせて、まだまだ無限の可能性を秘めていることも見逃せませんsign03

―最後に一言、お願いします!
今、音楽業界と音楽ビジネスは大きく変わろうとしています。若者たちの感性こそが、古い制度と習慣を打ち破るのですsign01 歌、演奏、作曲・・・とにかく音楽が好きな人、一緒に新しい時代を築いていきましょうsign03


フジワラ先生、ありがとうございましたsign03

次回は、「穏やかな笑顔と鋭いセンス」を持つ先生をご紹介いたしますsign01 お楽しみにsign03

2012年6月27日

☆YDAの先生たち!その4☆

総合デザイン科の学生たち
「優しくって大好きheart01
「ほんと、まっすぐだよね!」
「でも、怒ると結構こわ~い」
と、授業の合間に総合デザイン科の1年生たちがウワサするのは・・・

グラフィック科の学生たち
「よく笑うよね~happy01
「カワイイ~!」
「ほんとっ、話しやすい!」
と、休み時間のグラフィック科の1年生たちに言われているのは・・・

アイザワ先生!!!
デザイン系学科の授業を担当しているアイザワ先生sign03
基礎中の基礎であるデッサンから、実践的な広告やポスターのデザインまで。デザイナーとして必要な技術を幅広く教えている先生なんですsign03

アイザワ先生の授業
普段の温かくて親しみやすい顔も、授業中に見せる鋭く厳しい顔も、すべては学生への「やさしさ」からsign01

アイザワ先生と学生たち!
だから、アイザワ先生の周りには自然と学生が集まってくるのでしょうかsign02
アイザワ先生がどこにいるか、わかるかな?)

アイザワ先生に突撃インタビューsign03

―どんなことを心がけて授業をしていますか?
テクニックや理論だけじゃなく、自分の学生時代、グラフィックデザイナー時代のエピソードや失敗談を話すようにしています。

―デザイナーになるためには大切なことは何ですか?
「面倒くさがらないこと」と「迷ったら、とにかく行動をしてみること」です。最初の一歩を踏み出さないと、何も始まりませんよsign01

―最後に一言、お願いします!
才能は「好き」と「努力」で創造できるものです。「『つくる』人になりたい!」って想いをもっているなら、まず行動してみましょう! 全力で応援しますsign03

アイザワ先生、ありがとうございましたsign01


次回は、「作曲家+プレイヤー+プロデューサー=先生!?」をご紹介いたしますsign01 お楽しみにsign03

2012年6月 8日

☆YDAの先生たち!その3☆

大空を舞う飛行機
大空を舞う飛行機も......

街の広場
穏やかな時間が流れる街の広場も......

スマートフォン
暗闇の中で光るスマートフォンも......

タカウチ先生
そう、みんなCG科の学生たちがつくった3DCG作品なんです!! そして、これらの作品制作を指導したのは、CG科・タカウチ先生sign03 タカウチ先生は、CG、特に3DCGのエキスパートsign01 モデリングからアニメーションまで、確かな技術をアツい言葉で日々伝えていますsign03

タカウチ先生!
タカウチ先生に突撃インタビューsign03

―なぜ、CGの道を志したんですか?
アニメやゲームだけじゃなく、女優さんの肌や髪、テレビCMの車、ニュース映像......世の中はCGであふれています。現実を超える映像表現を、自分の手で生み出してみたいと思ったからです。

―今、特に力を入れていることは何ですか?
「毎日の授業」というのは当たり前ですが、今の時期は、「第24回CGアニメコンテスト」に向けて放課後の作品制作指導にも力を入れていますね。2年連続の入選は当然、やるからにはグランプリをめざしています!
(昨年度の「第23回CGアニメコンテスト」についてはココをクリック!)

―最後に一言、お願いします!
CG、とくに3DCGは専門学校に入ってからのがんばりがすべてです。現実を超える表現を、一緒に追いかけてみませんかsign02

タカウチ先生! ありがとうございました!! そして、今年のコンテストに向けてがんばってくださいsign03

次回は、「親身な指導で大人気!な先生」を紹介しますsign01 お楽しみにsign03

2012年5月23日

☆YDAの先生たち!その2☆

スギモト先生
今日は、デザイン系学科を担当しているスギモト先生を紹介しますsign01

『ハマの台所事情』チーム!
スギモト先生はグラフィックデザイン、その中でもタイポグラフィ(文字の大きさや種類を使い分けるデザイン)が得意な先生です。
確かに、スギモト先生が指導した情報誌『ハマの台所事情』は読みやすいっ! デザインって、かわいいイラストやきれいな写真だけじゃないんですね! うーん、奥深いshine

授業中のスギモト先生
授業でIllustratorやPhotoshopといった、グラフィックデザイナーが必ず使うデザインソフトを教えたり、学生たちの就職活動を指導したりと大忙しのスギモト先生に・・・

ランチ中のスギモト先生
ランチ中に突撃インタービューsign01 おじゃましてゴメンナサイsign03

―どうすればグラフィックデザイナーになれるんですか?
普段の生活の中で、「観察する目」を大事にすることです。プロのデザイナーは、身近な生活の疑問点からアイデアを紡いでいるんですsign01

―グラフィック科広告編集コースってどんな学科ですか?
広告をつくる以外にも、Webやイラストなど、「今」のグラフィックデザイナーになる技術を幅広く勉強しています。授業で作品をつくるのは楽しいですし、デザイナーをめざす友だちからたくさんの刺激が受けられますsign01

―最後に一言、お願いします!
なんとなく描いているだけでは美しいデザインになりません。「きちんと設計をした上で、自分なりの表現を追求していく」。これこそが、デザインの醍醐味ですsign01 みなさん、一緒に自分のアイデアを形にしてみませんかsign02

スギモト先生、ありがとうございましたsign03

次回は、「クールなテクニックとホットな指導で絶好調!な先生」を紹介しますsign01 お楽しみにsign03

2012年5月 7日

☆YDAの先生たち!その1☆

校舎前のツツジ
新年度が始まって、もうすぐ1か月! 新入生を出迎えた桜はつつじに変わり、先生たちも、サポートしてきた新入生が学校に慣れてきて一安心。今日から、YDAの先生たちを紹介いたしますsign01


ミヤシタ先生のカメラ講座
まずは学生たちの兄貴分。Web科のミヤシタ先生sign01
Webサイトのプログラミングやデザイン、設計方法はもちろん、カッコいい写真の撮り方、ワンポイントのイラストの描き方......などなど、Webに関係あることは何でも教えてくれますsign01
まさに、「Web技術+デザインセンス=YDAのWeb科!」の先生ですsign03


学生たちに囲まれて
学生たちから、
「例えがわかりやすくて、授業がおもしろいflair
「フレンドリーな雰囲気だから、わからないことも質問しやすいshine
「飼っているフェレットがすごくカワイイheart01(あれ?)」
と、慕われているミヤシタ先生に、突撃インタビューsign03


ミヤシタ先生!一言お願いします!
―Webって、どこがすごいんですか?
やりたいことが制限されないことです!Webはイラスト、グラフィック、CG、ミュージック、写真、映像......などなど、さまざまな分野と密接に関わっていて、どんなことでもできるんですsign03

―どうしたら、カッコいいWebページがつくれるんですか?
自分がカッコいいと思うWebページをとにかくたくさん見る!そして、つくり方を少しでも知っていたら、マネしてつくってみる!! これに尽きると思いますsign01

―最後に一言、お願いします!
やりたいことが制限されないWebクリエイターは、まさにデザイン界のスペシャリストです!みなさん、Webで無限の可能性を追いかけてみませんかsign02

―ミヤシタ先生、ありがとうございました!!

次回の『YDAの先生たち!』では、学生たちから「クールで、キレイで、カッコいい!」と評判の先生を紹介しますsign01 お楽しみにsign03

2011年12月 6日

☆矢野りん氏講演会☆

平成23年11月29日(火)
特別講義「矢野りん氏講演会」
開催場所:ゲーテ座
開催時間:14:00〜16:00

こんにちは。Web科教員のミヤシタです。
今回は、11月29日(火)に山手ゲーテ座で開催された特別講義「矢野りん氏講演会」の報告をいたします。矢野りん氏は、Web業界においては知らない人はいない!というくらい有名で非常にお忙しい方なのですが、今回はYDAのWeb科と総合デザイン科の学生のために、ゲーテ座までご足労いただきました。
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今回の講演会には他の専門学校の先生方もお招きしているので、学生がスタッフジャンパーを着て受付しています。こういった心配りはとても大切。
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講演開始前の会場内の様子。どんな話が聞けるのか、みんな楽しみ。

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皆さんお待ちかね、矢野りん先生のご登壇です。

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今回の講演のお話は、
「メディア市場の現状」
「制作現場で必要とされる人/そうでない人」
「必要とされる人になる方法」
の3つが主なテーマとなっています。なるほど、メディア市場の現状を知っておくことは、Web制作を行う上で欠かすことの出来ない重要なポイントですね。そして制作現場で必要とされる人とは、一体どのような人なのか?うーん、非常に気になります。

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巧みな話術に引き込まれて集中していると、突然矢野先生からお題が出されました。先生から出されたお題は「どうすれば必要とされる人材になれるでしょう?」。このお題に対して、隣同士で二人一組のペアになって答えを考えます。

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矢野先生からの解答はいたってシンプルで、一言で言うと「好きなことをする」ということでした。遊びも仕事も制作も、一生懸命やるためには「楽しむ」ことが重要なんですね。そしてそれを外部に向けて発信していくことが大事。人に見てもらわないと自分が一生懸命やったことが伝わらないし、伝わればきちんとした評価を貰える。今の社会や企業が求める人材とは、そういったアクティブな活動ができる人なのでは、という先生の言葉に、会場からは「ああ、なるほど!」との声が。

みんなも是非自分の活動を積極的に発信して、社会や企業から必要とされる人材となれるよう、頑張りましょう!

2011年11月30日

☆スーパーチャレンジスクール☆

総合デザイン科教員のアイザワです。
26日(土)「スーパーチャレンジスクール」が開催されました!
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スーパーチャレンジスクールとは・・・
小学生、中学生が専門学校で勉強する分野をチャレンジしてみよう!というものです。
YDAも「キャラクターシールをつくろう!」講座を担当!

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総合デザイン科こどもコースとグラフィック科の学生3名がお手伝い。
さあ、こどもたちのパワーに負けないように張り切って☆

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最初は初めてのペンタブレットに苦戦していたみんなですが、
あっという間に使い方にも慣れてしまいました!小学生の習得力って本当にすごいですね。

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描きたいものがどんどん出てきて、スタッフたちは引っ張りだこ。

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こんなにかわいいキャラクターが描けました!

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後はシールになるのを待つだけ!わくわく、どきどき・・・

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やった~!(ノ^∇^)ノ゚.+:自分だけのオリジナルシールが完成~!
「どこに貼ろうかなぁ~」とみんなよろこんでくれていました。

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終了後はもっと描きた~い!とお絵描きタイムに。「小さい頃から絵を描くのが大好きで・・・」というYDAの学生もこんな感じだったのでしょう。っ´▽`)っ
これをきっかけに絵を描くことにますます興味を持ってくれたらうれしいですね☆

さて、サポートした学生の感想は?
・教えるのってすごく難しい!でも頼られてうれしかったです。
・つくるって楽しいっていう気持ちをもって絵を描いていた小さな頃を思い出しました!
・小学生からいっぱいパワーもらったような気がします。

サポーターのみなさん、大活躍でしたよ!明日からまたこどもたちに負けずに作品づくりをしていきましょう!お疲れ様でした!

2011年9月 1日

☆シャッターアートプロジェクト!☆

こんにちは。Web科教員のミヤシタです。本日は「横須賀三笠ビル商店街シャッターアート」の打ち合わせと現地調査を兼ねて、横須賀へ!

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横須賀中央駅近くにある「三笠ビル商店街」で、商店の閉まる時間帯にもアーケードを明るい雰囲気にしたい!という要望に答えるためにスタートしたプロジェクト。3年目となる今年は、総合デザイン科・Web科の1年生が担当します!(過去の様子はコチラ→ 20092010) 

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まずは、商店街や周辺地域を調査。
アメリカ海軍の基地があることでも有名な横須賀。

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停泊している軍艦を見学できる「軍港めぐり」や-

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町のいたるところにある海軍カレーやネイビーバーガーといったお店を見学。

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せっかくなので、美味しいと評判のお店で昼食。おすすめのスペシャルBLTバーガーはボリューム満点でテイストも文句なし。地元商店街を盛り上げるデザインにするため!これも大事な調査の一環です。(笑)

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さぁ!打ち合わせを行う横須賀市役所へ。

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事前にこちらから提示していた企画案に基づいて、市の担当者から意見を伺う。学生からも積極的に意見を出します!

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続いては、三笠商店街の責任者との打ち合わせ。具体的なプロジェクトの内容やアイデアの絞込みなど、話し合いを行いました。1年生のうちから外部の方と打合せ!緊張する場面ですが、これがいい経験になります。

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打ち合わせ終了後も、引き続き周辺地域の調査。
実際にプロジェクトが始動するのは10月からになりますが、今回の調査をもとに学生からどのようなアイデアが飛び出してくるのか、期待しています☆
プロジェクトの続報もお楽しみに。

2011年7月11日

☆曲づくりのアドバイス☆

さて、今回はミュージック科教員フジワラ先生です。
最近は演奏だけでなく、曲づくりに興味をもっている高校生が増えてきました。さっそく曲づくりのためのアドバイスを聞いてみましょう!

-本校が得意とする楽曲制作についてどんな勉強をすればいいのか、アドバイスをください。
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いろいろなアーティストの曲を聴いていると思いますが、ぜひ、好きな一人のアーティストにこだわってみてください。徹底的に研究することをお勧めします。曲を完全にコピーしてみるのも大変いいと思います。


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-それはどうしてですか。
曲を研究するということは、曲づくりを研究することになります。楽譜がなければ、当然、「耳」のトレーニングにもなります。作曲の理論も曲を紐解くうちに、感覚として覚えてきます。譜面なしでのコピーはハイレベルですよ。

-なるほど。ほかにもありますか。
もうひとつ。自分でいろいろと楽器の音を確かめてみる。曲づくりには当然、いろいろな楽器が使われます。聴くだけでなく自分で音を出す。これもすごく重要です。

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-曲づくりに興味があるみなさん、早速、はじめてみてはいかがでしょうか。フジワラ先生、アドバイスありがとうございました。


2011年5月30日

☆先生に聞きました!その2☆

ゲーム科でプログラミングを教えて16年になろうとしている大ベテランのタカハラ先生。ゲーム科に入学する学生は、毎年、そのほとんどがプログラミング初心者。今回は、ゲームプログラミング上達の秘訣を聞いてみました。

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-まず最初に、ゲーム科の入学生はほとんどがプログラミング初心者ということですが。
はい。今、高校では「プログラミング」の授業は、工業系の高校などごく一部で実施しているだけだと思います。ですから、カリキュラムは入学者全員が初心者としてスタートします。

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-なるほど。安心ですね。上達の秘訣を教えていただけますか。
いきなりプログラムをつくるという以前に、プログラムにするための考え方を学びます。アルゴリズムといいますが、ここでしっかりと理解することが最初のポイントです。

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-最初が肝心ということですね。その後は。
いよいよPCを使ってのプログラミングとなりますが、とにかく失敗することが重要です。うっかりミスや致命的ミスなどどんどん経験してください。最初に失敗するほど、後から失敗がなくなります。失敗しても失敗にすぐ気づくようになります。

-「失敗こそが力になる」わけですね。
はい。失敗は成長するために必要なもの。正しく動いたときには感動モノです!自分もひそかにガッツポーズしています(笑)。

-ありがとうございました。

2011年5月28日

☆先生に聞きました!その1☆

今回からYDAの先生たちを順番にご紹介していきましょう!
まず最初はグラフィック科のムラタ先生!神奈川県出身でイラストレーターやゲーム制作をしていたという学生たちにとっては憧れを実現した先生です!
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-どんな授業を担当していますか。
主に「イラスト演習」でいろいろなイラストの描き方と「ゼミナール」でそれぞれ学生がテーマを決めた作品制作の指導をしています。

-先生のポリシーやテーマを教えてください。
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「ウケる」。これが私の作品づくりのテーマです。単純に笑いがとれる作品ということではなく、広い意味で「気に入ってもらう」ということが大切だという考え方です。趣味ではなく、仕事としての作品制作ですから。

-なるほど。そうすると授業はどのように進めているのですか。
1つの課題が完成すると、作品発表する時間があります。多くの人からの意見や感想に耳を傾ける習慣をつけてもらっています。ひとりよがりにならない。広く愛される作品をつくってほしいと思っています。
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-ありがとうございました。

2010年6月22日

☆子ども粘土教室☆

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教務部のアサノです。
本日は、姉妹校である岩崎学園新横浜保育園にやってきました。

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何をしに来たかというと。
岩崎学園では、働くおかあさん達の子育て支援のための取り組みを数多く手がけています。
その中の「情操教育」の一環として、普段はなかなか出来ない本格的な「粘土細工教室」を学生と一緒に開きに来たわけです。

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床にブルーのシートをひいて汚れないようにと。

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対象は4~5才児。
最初から「好きなものを作って」といっても難しいので。
粘土を丸めたり伸ばしたりすることから始めます。

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しばらく粘土をいじっていると・・・・。
天からインスピレーションが降りてきて、制作開始!

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へびだよ~。

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大作「宇宙船」

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これは上手い「猫」

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最後は、自分の使った粘土はまとめてポリバケツにしまう。
おお、よく出来ました。

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いきなり水道で洗うと詰まってしまうので、手はタライで洗います。
きれいに片付けが済んだら、お疲れさまでした。
先生「楽しかった人?」
全員「ハ~イ!」

次は7月12日(月)に行います。


2009年10月15日

☆万一の事態に備え☆

これまであまりご紹介したことがありませんでしたが、今回はYDA教職員のお話を。

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YDAでは万一の事態に備え、自動体外式除細動器「AED」(Automated External Defibrillator)を設置。AEDの使用方法はもちろん、人工呼吸、心臓マッサージなどいわゆる心肺蘇生法の講習を受けました。

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こちらが講習には欠かせない人形。今回は3体用意していただきました。

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お手本を見せてもらった後は教職員ひとりひとりが実際に体験。
「○○先生は、119番に連絡してください!」、「○○先生!AEDを持ってきてください!」といった緊急時に的確な指示をする練習。こういうことも練習しておくといいんだなぁと実感。

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意識、呼吸の確認。

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心臓マッサージは30回ワンセット。回復しないかぎり、人工呼吸とあわせて救急隊員が到着するまで続けます。
「結構疲れますね」が素直な感想。

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指導していただきました消防署救急隊員の皆様、ありがとうございました。

2009年7月15日

☆学生作品を聴いてみてください☆

ミュージック科教員のフジワラです。

先日ミュージック科の2年生、TAKUのライブを見に赤坂まで行った話をブログに書きました。そのときに、音源制作を行った学生の話です。

ミュージック科2年生の彼は普段Isolation名義で、都内のクラブ等で演奏活動をしています。横須賀の「猿島航路」の楽曲制作も担当している学生です。
今回のオープンキャンパスではライブの総合制作としてイベントをまとめる等、なかなかの活躍をしてくれました。ミュージック科のライブでは、演奏はもちろんのこと、会場の設営からPA,レコーディング、当日の運営まで、全てを学生がこなします。それだけにいろいろ気にかけることも多かったと思いますが、来場者数もかなりの数にのぼり良いライブになりました。
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そんな彼の作品のひとつが、現在あるコンテストで1次審査を通り、現在Web上でリスナー投票を行なっています。是非聞いてみてください。

GATSBY MUSICCONTEST'09
デジタル歌なし部門
タイトル:Screaming!!??
グループ名:yoshiro miyashita

PC
http://k.gatsby.jp/music/top.php
試聴はこちらへ!

携帯
http://k.gatsby.jp/music/11/

2009年7月11日

☆TAKU☆

ミュージック科教員のフジワラです。
先日ミュージック科の2年生、TAKUのライブを見に赤坂までいってきました。オープンキャンパスのライブでも取りをつとめるなど、ここのところ大活躍。

ミュージック科の学生は、普段教室で音楽理論の勉強をしたり、ProToolsでレコーディングやMIXをしたり。ボーカルや楽器の実技なんかもやったりしています。それらの授業を受けているうちに、作曲、編曲、打ち込み、演奏やレコーディングまで、音楽制作の一通りの工程をこなすことが出来るようになります。しかも全員!

会場につくと人が多くて前が見えない!(笑)人混みをかき分けて前に進みました。
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今回はピアノの弾き語り。このスタイルってテクニックがないとちょっと難しいんですが、オリジナル楽曲のクオリティも高く、すばらしい演奏をしていました。会場では感動のあまり泣き出すお客さんの姿も!バックにオケを流す曲もあったのですがこの音源制作もミュージック科の学生(この学生の話はまた後日!)が担当しています。先に書いた授業を通して身に付けた総合力の高さが感じられて、教えている立場としてはうれしいライブでした。

日々制作した曲はこうやって人に聞いてもらって初めて価値が生まれるんですよね。
これからもミュージック科の学生が感動を呼ぶ音楽を作っていってくれることを期待しています!

2009年4月25日

☆Web制作会社研修☆

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某駅に朝からなにやらリクルートスーツの学生がワラワラと集合中。
教務部のアサノです。本日はWeb科1年生の企業研修のお話をします。

効果的な学習に欠かせないものに「ゴールを知る」という言葉があります。

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噛み砕いて言うと、自分が学ぶことの終着点(ゴール)はどこにあるか知ることです。Webデザイナーになるには、何と何がどこまで出来るようになれば良いのかが分かれば勉強にも身が入るということですね。

そこで、本校のWeb科では、1年生に入った4月にWeb制作会社に行き、何を学んだらデザイナーやコーダーになれるのかをまず聞きに行きます。

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今回は東京目黒区にあるWeb制作会社さんにやってきました。この会社には毎年数名の本校卒業生が入社しています。先輩達にも会えるかもしれませんね。

制作事業部の部長さんから、Web制作の流れやデザイナーになるために身に着けていなければいけない技術をレクチャーしていただきました。その中でとても為になったのが、本校から入社した先輩達の新人1年目の作品から、2年目の作品、3年目の作品を見せていただいたことです。
これで、どこまで出来れば入社出来るのか、入ったら1年毎にどのような成長をしてどのような仕事をするのか明確に分かりました。学生達は、素晴らしい概念モデルを作ることが出来た訳です。

続きを読む "Web制作会社研修"

2009年2月13日

☆横須賀市役所のWebサイトをリニューアル☆

教務部のアサノです。長かった1年間ももうあと少しですね。今回は、1年間かけたプロジェクトのお話しをします。
19年度に行った横浜市役所のWebサイトのリニューアル研究が、日経BP社のWebサイトで取り上げられたり、アメリカのフォレスターリサーチ社で取り上げられたりした結果。20年度は横須賀市役所さんから「Webサイトのリニューアルの研究をして下さい。」との依頼がありました。
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 日経BP社 日経情報ストラテジー

そこでWeb科の学生2名が卒業研究として取り組んだのがこれ。話せば長くなってしまいますので、簡単に要点を解説します。
まず既存のサイトの評価と、横須賀市民のみなさんのインタビューから始めました。そこからサイトの問題点や解決策を探して「ここはこういう風に直しましょう。」と仮のサイトを作って、再度横須賀市民の皆さんに使ってもらい、どのくらい使い易くなったのかを測定したのです。
2月10日はその報告会が、横須賀市役所で行われました。
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横須賀市役所で報告会。おお、緊張しますね。

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まずは横須賀市の既存サイトを調査。

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改善案からワイヤーフレームという仮サイトを作って提案します。それを市の開発グループが見本にして作り込むことになります。

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既存サイトでは使っていなかったアイコンの使用も提案しました。これがあると、リピーターの使いやすさが抜群に良くなります。

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最後に、様々な年齢の横須賀市民の方々に使っていただいて、どのくらい使いやすくなったかを測定します。これはプロトコル分析といって、数ある専門学校でも出来るのはうちだけでしょう。ちなみにどのくらい良くなったかというと、同じ情報にたどり着くのに3分の1に時間で済むようになったのです。これって凄いでしょ。
これで無事1年間のプロジェクトが終了。22年度には、新しくなった横須賀市役所のWebサイトが完成します。乞うご期待!

2008年8月 4日

☆ミュージックプロダクション☆

ミュージック科教員のフジワラです。
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今回はミュージック科の科目である「ミュージックプロダクション」をご紹介します。
この授業では、名前の通り音楽を作り出すことが目的。

音楽を作り出すには大まかに以下の様な工程があります。
①作曲
②編曲
③演奏
④レコーディング
⑤ミキシング
⑥マスタリング

以前はそれぞれの作業を専門家で分担することが普通でしたが、今の音楽制作のスタイルはこれら全てを一人で担当して作品を完成させてしまうことが普通になりました。つまり、作曲はもちろん、演奏も自分でやるしレコーディングだってミックスだって打ち込みだってすべてこなしてしまうということです。

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この科目ではこれらすべてを学習します。「音楽を作り出す側」で仕事をしたいのであれば、このような音楽制作の作業を一通りこなせることはとても有利なことです。作曲家、サウンドクリエイターはもちろんですが、エンジニアやスタッフなど音楽業界をめざしている人でも音楽制作の流れが理解できているととても役に立ちますし、何よりもミュージシャンからの信頼は絶大なものになります。

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2008年7月 7日

☆YDA卒業生活躍中☆

こんにちは事務局のヤジマです(≡^エ^≡)m
日曜日は桜木町にお出かけしました。
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というのも、YDAグラフィック科の卒業生であり、現在は非常勤講師として来ていただいている
小野 眞智子先生の個展を見に行って来たんですε=ε=ヘ( ^^)ノ

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フリーランスのイラストレーター、法廷画家、Webデザイナーと幅広く活躍中の先生ですが、今回は本校のセミナー室でも見られるポストカードのほか法廷画やイラスト、大きな人物画などが展示されていました☆

そして!!
小野先生といえばこれまでにもご紹介してきたライブドローイング!!
開期中の土曜、日曜はライブドローイング+即興演奏のパフォーマンスが見られます。
アーティスティックな空間でエキゾチック(?)な音楽に合わせて、真っ白な大~きな紙にどんどん描かれていくφ(^∇^ )φ
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両手に筆を持って、全身で描いて、先生が得意とされている瞳が魅力的な女性の顔が完成しました('◇'*)
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このパフォーマンスは必見ですよぉ~!!

会場は、ブリリア ショート ショート シアター
ランドマークタワーやジャックモールの近くなので、今度の休日はショッピング+アート鑑賞なんていかがでしょう?
7月13日(日)まで開催してますよ( ^ー゜)σ

小野先生のことをもっと知りたい方はこちらもどうぞ↓
http://www.illustronics.com/

2008年7月 5日

☆学会で研究発表☆

教務部のアサノです。今回は広島に来ています。
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なぜかというと、6月27日(金)から29日(日)まで行われた日本デザイン学会で、学生と一緒に研究発表をするためです。

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学会というと敷居が高い感じがしますが、本校では研究の成果を2000年から毎年発表し続けてきました。
専門学校としては、希な取り組みですが、先輩から後輩へと伝統と知識が受け継がれて行くのは良いものです。

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論文もきちんと書くのですよ。
最初は先生から赤を入れられて泣きそうになりますが、学会の査読を通った時の喜びは、何にものにも代えがたい感動です。

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さてさて、ポスター発表の時間が近づいてきました。
ポスター発表とは、教室状の会場で教壇に立って聴衆に発表する方法ではなく、プレゼン用のポスターの前に立ち、聞きに来てくれたお客様に個別に説明する方式です。
初めて発表する人間には、若干敷居が低いので気が楽です。

今回の発表は、Web科の2年生2名。それに今春卒業した先輩が2名応援に来てくれました。

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私達のポスターです。人間中心設計プロセスという、Webサイトやシステム開発を効果的に行う手法の研究を発表しました。

1年生に入った時は、人前で話すのもしどろもどろだった子達が、研究者を前に堂々と発表できるようになるとは、先生は嬉しいです・・・・。(涙)

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お疲れさまでした、帰ったら報告者すぐ書けよ~。

2008年7月 3日

☆箱根合宿に行ってきました。☆

Web科担当教員のトクナガです。
このブログでは初お目見え?です。
宜しくお願いします。

■合宿に行ってきました
さてさて、このたび我がWeb科の学生を引き連れ箱根研修所に合宿に行ってきました!
そうそう、実は岩崎学園は箱根に研修所を持っているんです。
これがまあ綺麗で、賭け流しの温泉もあってとても快適だったりします・・・。

まあそれはさておき、前述の通り6月14~15日の土日を使って、
1~2年生合同の合宿に行ってきたのです。

■1日目
JR小田原駅からバスに乗ること一時間。
なが~いバスの後に待っていた合宿最初のイベントは・・・

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そう、バーベキュー!(芦ノ湖キャンプ村)

10人用の台を二つ借りて、2チームに分かれてやったのですが、ここで単純に1年生と2年生で分かれても面白くない。というわけで、2年生と1年生のペアをつくり、そのペアを基本にチームを組みました。こうすることで、日ごろ頻繁にコミュニケーションを取ることのない2年生と1年生が、共同作業によってコミュニケーションを取り出す、という算段です。

■研修その1「外部講師による講義」さてさて、皆で楽しくバーベキューでお腹一杯になった後は、
研修所で研修の本格スタートです。

最初の研修は外部講師の棚橋さんによる「Web制作のプロセスについて」の講義.。
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この方は、Web業界の超有名人、棚橋弘季さんです!
そう、実は、この合宿には特別講師として外部の方をお呼びしていたのです。
今回の合宿で特別講師をお願いしたら、快く引き受けていただいてご参加いただけることになりました。棚橋さんは、大手Web制作会社ミツエーリンクスにてWebマーケティングのお仕事をなさった後、現在は株式会社イードにてWebの領域にとどまらず一般商品も含めたトータルなマーケティングのお仕事をなさってる凄い方です。5月に本も出版されています。すごい・・・・。


■研修その2「スパゲッティキャンチレバー」
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さて、次の研修は・・・YDAアサノ先生による
「スパゲッティー・キャンチレバー」

スパゲッティ・・・なんぞや?と思う方がたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
この名前を学生に伝えたとき、学生は皆「夕食の名前かと思った」と言っていたぐらいですから・・・。
もちろん、夕食でもましてや夜食でもありません。
列記とした「ワークショップ」です。

■ワークショップとは
ある特定のテーマや課題に沿ってWORK(身体を動かして)+SHOP(作ったものを公開する場)のこと。学校のような講義とは違い、参加者が主体的に活動をしながら、たくさんの人々と交流することによって、新しい「気づき」を得るための場、体験するための場です。

何をするかというと、テーブルの端からスパゲティをつないでいって、床につかないようにキャンチレバー(片側のみが固定された橋のようなもの)をつくり、その長さを競うのです。

■ルール
・二人一組
・設計図は書かない
・時間は30分

さて、開始!・・・・
してみると、10チーム中ほとんどが床についてしまい失敗。(私も失敗してしまいました・・・・)
どこが悪かったのかを話し合って、二回戦をやってみると、なんと10チーム中8チームが成功。最高記録も一気に伸びました。凄いですね。
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2008年6月11日

☆めざせ!シナリオライター!☆

ゲーム科のタカハラです。今日はゲーム科1年生の授業の様子を紹介します。

1年生の授業「シナリオ制作」を覗いてみました。
講師の先生は、オンラインゲームの「LOST ONLINE REBIRTH 公式サイト連載小説」や、隔月刊誌「もえ☆スタ」で小説『僕と天使の通信簿』を連載している、佐山 操先生です。

この日のテーマは、キャラクタの行動原則を考えてみようというテーマでした。

三国志を例にとり、なんで3つの国は争っているのかを考えてみようという内容でした。
確かに物語としての三国志では、曹操って悪役ですけど、根っからの悪人って訳ではないですよね。
世界征服をしたいって理由じゃなく、国の人々の生活をよくしたいからっていうのが大義名分だよねってことでした。
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また、ファーストシーンの描き方という内容では、まもなく新作が公開される「インディ・ジョーンズ」シリーズを例にとり次のような説明をしていました。

ファーストシーンは、とにかく興味を持たせることが大切! 事件(イベント)から物語がスタートすることで、ユーザ(プレイヤー)は一気にそのストーリーに興味をもつことになるんです。
シリーズ第3作「最後の聖戦」では、物語全般を通じて関係する小道具、インディの過去、蛇が嫌いになった理由、鞭やトレードマークの帽子などをちりばめることで、シリーズのファンにも、初めてみる人にも楽しめる内容になっているんですとのこと。

「インディ」って、実は飼っていた犬の名前なんだそうですね。みなさん知ってました?

また、2・3年生のゲームゼミナールでは、先生からの紹介で、発売予定のゲーム作品のシナリオ制作にチャレンジしています。

最初は、トライアウトとして、みんなの実力を試すためのサンプルストーリーを学生がつくり、その内容をゲーム会社の方に評価をしてもらいます。

ちなみにテーマは、ちびっ子に人気の某有名キャラクターをモチーフにした、任天堂DS用のゲームだそうです。対象となるユーザのことを考え、使用する言葉遣いや文字数の制限などを意識しながらシナリオを制作しなければなりません。

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学生のみんなは、真剣にメモを取りながら作成したシナリオの注意点を確認していました。

シナリオライターとしてのデビューは近い!

こんな色々なゲームやストーリーにとっても詳しい、佐山先生の最新作
もえスタ ~萌える東大英語塾~』に関する情報はこちらからどうぞ。
7月に発売とのことです。みなさんよろしくお願いしますね。

その他、
オンラインゲームLOST ONLINE REBIRTH 公式サイト連載小説

隔月刊誌もえ☆スタ『僕と天使の通信簿』連載小説

なども要チェックですよ。

2008年5月 7日

☆デザインリテラシー☆

みなさん、こんにちは!教務課のヨシオカです。
新入生を迎え、学科ごとに専門の科目を学習する前の準備期間、「導入期間」が終了しました。
今年度から、導入期間は3週間。パソコン演習、デザインリテラシー、それぞれの学科の中心となる専門科目と大きく3つの科目内容で授業を行ってきました。今回は「デザインリテラシー」の授業をご紹介していきますね。

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この授業は「イメージすること」、「観察すること」、「グループで働くこと」の3点を体験すること。そして、振り返ってみることがポイントです。

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自然界の色や音の役割を考え、イメージし、それをフィールドワーク(大倉山公園)で確認してみる。実際に教室から外へ出てみると、多くの「気づき」があったことでしょう。


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また、人の動きを観察し、パラパラマンガ「人の歩き」も作成。最初は想像で描いたので、ぎこちない動きになってしまったり。次のステップで「お互いに歩いている様子をスケッチする」ことで、人の動作に「気づき」、ようやく生き生きと動くほどの完成へとなりました。

最終課題は、グループごとに実施するプレゼンテーション。やはり自らがきちんと説明することはとても重要。プレゼンテーションの内容は、導入期間で得たこと、その理由についてのまとめです。
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先生からすべて教わるのではなく、学生自身で「気づき」、その「気づき」を次に役立てる(フィードバック)。この科目を通して学んだことを活かしながら、学生が各専門分野がんばってくれると期待しています。

2007年12月26日

☆クリスマスライブ ☆

ミュージック科教員のフジワラです。

2007年も残すところあと数日。今年はどんな年でしたか?そして来年はどうなるのか。進学を控えて環境が大きく変わる人もいると思いますのできっと期待と不安といろいろな気持ちが混ざっているのではないでしょうか。

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そんな年末の大イベント、クリスマスはみなさんどう過ごしましたか?YDAでは時期恒例のクリスマスライブが先日2日間にわたり行われ、ミュージック科の学生が6組出演しました。

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あえてライブハウスではなく2階の学生ホールでストリート的に演奏。時間はお昼時。学生や先生方が食事をしている間のライブですからミュージシャンとしてはお客さんの反応がダイレクトに返ってくる非常に緊張するシチュエーション(汗)
しかもそのお客さんの中には当然、音楽系講師であるプロミュージシャンたちの目がキラリ☆

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2007年12月19日

☆野菜スタンプで年賀状☆

教務部のアサノです。昨日は、姉妹校の横浜保育福祉専門学校で授業をしてきました。
もうすぐお正月なので、「野菜スタンプを使った年賀状」の制作です。岩崎学園には様々な分野の学校があるので、お互いに得意な分野を教えあう事が出来て便利ですよ。


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野菜をカットして、ポスターカラーを塗り、ペタペタスタンプして行きます。

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これが教材。楽しそうでしょ?
YDAでも来年は、この教材を使って年賀状をつくりたいですね。

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さて、スタンプし終わったら、葉書大の型紙でトリミングします。

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2007年10月25日

☆論理的思考を高める授業☆

教務部のアサノです。今日は「論理的思考を高める授業」の話をします。デザイナーというのは、どちらかと言うと「右脳型」の感性が重視される職業と思われがちですが。最近のコンピュータを使った、ゲームやWebの制作には「左脳型」の論理的思考が重要視されるようになってきました。

今回紹介する「情報デザイン」の授業では、その論理的思考を楽しく学ぼうというものです。

授業は「身近にある、電子機器やソフトウェアの使いにくさ」の理由と改善案を考えるという課題をやりました。

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まずは「ブレーンストーミング」という、アメリカの広告代理店で開発された、創造性開発の方法で、「使いにくい対象」を決めます。

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続いて「635法」という、ドイツで考えられた方法でその理由と改善案を抽出します。この方法は、人前で議論するのが苦手なドイツ人のために考えられた、誰にでも考えをまとめることの出来る優れた技術です。

途中で先生から学生に質問。「ブレーンストーミングと635法とでは、どちらの方が使いやすく効果的ですか?」

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「635法だと思う人?」
「ハーイ!」
おお、大多数の人が「635法」は良いと思ったみたいですね。でもこの技術は、あまり使っている学校さんは少ないですよ。

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2007年10月17日

☆ASIAGRAPH2007 スタッフ参加レポート☆

こんにちは横浜デジタルアーツ専門学校で、CG科を担当している日馬(くさま)です。
10/11(水)~14(日)に秋葉原で「ASIAGRAPH2007」というイベントがありました。

ASIAGRAPHというのは、アジアで活躍するクリエイター、CGの学校、ゲーム会社、映像企業が集まって、学術発表、作品展示、セミナー、新技術を展示して、これからのアジアのCGやアニメ、ゲームといったデジタルコンテンツの未来を一緒に考えて、発展させていこうという、壮大な企画イベントです。
その第1回目として、東京の秋葉原UDXというところで開催されました。
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秋葉原といえば、家電の街からパソコンの街へ、そして、デジタルコンテンツのメッカとして、日本のアニメ、CG、ゲームの発信地へと発展してきたところです。

実は、ちょこっと見学に行ってきましたという話ではなく、このイベントへ横浜デジタルアーツ専門学校の学生が、学生実行委員、スタッフとして参加していたのです。

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(急げ~ 開始の時間が迫ってるぞ~!)

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(CG科の木藤さんは小道具の準備)

いろいろな学校の学生が集まって、学生自身で企画し、有名なゲストを集め、今、自分たちが抱えている悩み「何をすればクリエイターになれるのか「どうすればかっこいい作品が作れるのか」、就職への不安、作品作りの疑問、これから日本のCGはどうなるのか議論するワークショップを全て学生の手で企画、運営をしました。

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2007年10月16日

☆ヨーグルトを食べながら授業?☆

教務部のアサノです。ゲームやWebを勉強する1年生がこんな授業を受けています。後期から始まった「情報デザイン」という授業の一環です。
「オブザベーション(観察法)」という、新しいデザイン教育法で、その製品を使う人の立場に立ってデザインすると「使い易い」「分かり易い」製品を作ることができます。更には「今までにない経験」を消費者に与えることができるという考え方です。

今回は、ヨーグルトのカップを題材にして、より使い易い、より魅力的なデザインを考えようという授業です。

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まずは一人ずつ、ヨーグルトを食べてもらい、周りで観察します。ちょっと恥ずかしいかな。

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蓋が破れないように、丁寧に開ける人も。

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その行動を、「作業ステップ」という履歴に書き出して行きます。
慣れた学生だと、ヨーグルトを食べる過程を20数段階にも切り分けます。

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それを元に「どこが使いにくいのか」「問題点はどこにある?」と検討を行います。

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2007年9月 7日

☆ヒューマンインタフェースシンポジウム2007で発表☆

教務部のアサノです。夏休みが明けてすぐだというのに、東京新宿の工学院大学で行われたヒューマンインタフェースシンポジウム2007で、学生達と研究発表をしてきました。
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今回の私達の研究発表は、春に横浜市役所のWebサイトの調査とリニューアルの提案をしたことの報告です。

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その中でも、最近ビジネス雑誌でも頻繁に取り上げられるようになった「ペルソナ/シナリオ法」という技術を使っています。 

本校はその「ペルソナ/シナリオ法」を以前から研究していたため、今回の発表では大人気でした。
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現在日本の専門学校で、Web制作の為にこの技術を習えることができるのは、YDAだけだと思います。

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2007年8月 6日

☆情報デザイン・ワークショップ☆

教務部の浅野です。夏休みのYDAは催し物が満載なのですが、その中でもアカデミックなものを一つご紹介します。

7月31日と8月1日の2日間に行われた、情報デザイン・ワークショップという、デザインの考え方や問題解決法を学ぶイベントです。
ワークショップ(以後WS)は、一方通行の知識を伝達する講義形式の授業とは違って、参加者が自ら参加・体験し、グループの相互作用の中で何かを学びあったり創り出したりしながら学ぼうという、今注目の学習方法のことを言います。

今回のWSは、新しいコンピュータのシステムを、(株)リコー・アプライアンス推進室の島村さんと、武蔵工業大学の小池先生から、新しい創造性開発法を習いながらデザインしようという試みです。

先生1名と学科もクラスも違う学生4名が1チームになり、お互いに刺激し協力し合いながら、デザインをして行きます。参加者は、先生と学生だけではなく、企業の方や小池先生のところの大学院生も一緒です。こういう学外の人と一緒に交流し学べるのもWSの良さですね。

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企業の人と組んだチーム。自分の考えを必死に説明します。

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迷っていると、講師の島村さんが来てアドバイス。

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ペーパーモックアップ制作。

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2007年7月24日

☆ヨコハマEIZONE2007 始まる☆

ゲーム科担当教員のタカハラです。
岩崎学園が協力している「ヨコハマEIZONE2007」。
7月28日(土)から本格的にスタートしますが、プレイベントとして、「デジタルアート縁日」が21日(土)から横浜赤レンガ倉庫1号館1階でスタートしました。(一部限定公開)
「インタラクティブ」「デバイスアート」「デジタルガジェット」など、新しいテクノロジーを使いながら、子供から大人まで“みて・触って・楽しめる”参加型の展示です。
さまざまなデジタルクリエイターが手がけた、作品をたっぷりと楽しんでいってください。
YDAの学生も、これから8月5日(日)の最終日まで、いろいろなイベントのスタッフとして参加しています。

日曜日の午後に会場を訪れてみると、家族連れやカップルで遊びに来ている方たちでとても賑わっていましたよ。
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学生スタッフも日ごろの成果を発揮して、うまくお客さんに説明できるかな?

「土曜日もたくさんのお客様に来て楽しんでいってもらいました。」
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学生スタッフのMくんが案内してくれました。

ヨコハマEIZONE2007は、8月5日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫をはじめとして、ZAIM、
旧東横線桜木町駅舎、BankART1929Yokohamaなど、みなとみらいの各エリアの施設を回って楽しむ一大イベントです。

横浜デジタルアーツ専門学校も、8月1日からのショーケースにおいて、赤レンガ倉庫に学生の作品を展示します。
YDA卒業生で今、注目のFlashアニメーションクリエイターの野山映さん作品もどーんと展示します。

みなさんもぜひ、足を運んでくださいね。

2007年7月 9日

☆虹のおはなし→虹のようにみえる種類☆

以前にも虹のお話を書かせていただきました教務部のヨシオカです。
今日は、私の恩師よりとても珍しい暈:Halo(逆さ虹)の写真を送っていただいたので、以前もお話しした虹についてもう少しくわしくお話してみようと思います。
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みなさんも虹は嫌いではないと思いますが、私たちが実際に目にする虹について、考えてみたことはありますか?

虹は7色と考えられていますが、前回お話したように、イギリスの学者ニュートンが音階に色を対応させたことからこの7色が始まっているようです。つまり、国や文化の違いなどから虹の認識は違っていて、米国人の多くは6色とこたえ、3色や4色とする人たちもいるようです。そう、「虹の色は何色?」と尋ねられても、いつまでも結論は出そうにありませんね。

虹は、その色や形が雨滴の大きさや気象条件、自然環境によって大きく変化があります。雨滴からできている虹ばかりではなく、薄い氷のいたずらから生まれ出る虹もあります。
虹は通常一条でみえますが、ごく稀に外側にうっすら虹が見える、副虹の場合もあります。

また、主虹のすぐ下に過剰虹がみえたりします。そのとき雨滴が小さいと白虹(はっこう)となります。このときには、赤や青などの色は見えません。
空の雲が一面虹色にみえるのは彩雲という状態で、とてもきれいな雲にみえます。

ちょっとした豆知識をご紹介しました。気になる方は、空を眺めてみてはいかがですか。気の短い方は、Webで検索という手もありますね。


2007年6月27日

☆日本デザイン学会で研究発表☆

教務部のアサノです。
いつもYDAは楽しいよ~という話ばかりしていますが、楽しいということにもいろいろあります。今日は、大変だけど達成感がドカーン!とある話を。

6月22日(金)から24日(日)にかけて、浜松市にある静岡芸術文化大学で日本のデザイン研究の一大イベント「日本デザイン学会 第54回春季研究発表大会」が行われました。

本校は、遡って2000年の47回大会から連続してその日本デザイン学会で研究発表を行ってきました。今回も3年生 Webの女子3人が研究を携えて他流試合に挑戦です。
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演題は「劇場型Webコンテンツによる理解の支援」というもので、FLASHを使ったWebサイトは作り方によると、ユーザの曖昧な思考の確定を助ける事ができるということを、同じ内容のHTML版と比較して実証実験したものです。
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2007年6月15日

☆次世代の携帯電話をデザインしよう☆

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最初は自己紹介とデザインについての講義

教務部のアサノです。そろそろ嫌~な梅雨の季節が近づいてきましたね。
本日よりソフトバンク新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」の著者・木全賢さんによるデザインワークショップがスタートしました。
毎週金曜日1回180分で5週間行われ、1年生から3年生まで46名が参加します。。
木全さんは、シャープ、サムスンなど大手の家電メーカーで活躍され、現在はデザイン事務所を主宰されている現役バリバリのデザイナーです。

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635法でアイディアを出します

テーマは「次世代の携帯電話をデザインしよう」です。1チーム4~6人でデザインワークの企画からデザインスケッチまでを体験します。1年生で参加したメンバーは、グループワークは初めてなので、なにか楽しそう。

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2007年5月30日

☆美術って・・・☆

教務部のアサノです。実はYDAから姉妹校の横浜保育福祉専門学校に、美術、音楽、パソコンの先生が、授業を教えに行っています。
私も、美術の授業を保育士の卵さんたちに教えに行っているのですよ。こういうところは、ほとんどあらゆる分野の学校がある岩崎学園の良さですね。
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保育の学生さん達を教える時に、YDAの学生さん達と違うのが「子供の頃から絵を描くのが好きだった」という学生さんが少ないことです。
「絵でごはんを食べよう。」と思っているわけではなく「保育士になるため。」「子供に教えてあげたい。」という動機から授業を受けています。

そこで、保育の学生さんたちには「絵を描くことを好きになってもらう」授業をすることが一番大切になってきます。

無い頭を絞って、下のような課題をやってもらっています。
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2007年5月26日

☆音楽制作の講座 ☆

ミュージック科教員のフジワラです。
YDAでは学科や学年に関係なく選択でき、5週間という短い時間で完結する選択授業「短期講座」があります。
この「学科に関係なく」というのがポイント! 学科には関係なくても、ちょっと興味のあるほかの分野の授業って、学生みんなに聞くと結構あるみたいですね。

今日は、その短期講座の中でも音楽制作の講座についてご紹介しましょう!
この講座では5回の授業を受けると「普段音楽制作なんてしたことない人でもできるようになってしまう!」というかなりミラクルなことを目標にしています。
「それはないでしょ!」という人もいるかもしれません。もちろん、もっともっといいものをつくるということで言えば時間はかかります。でも、今はツール(PCやソフトウェア)も進化して、本当に初めてでも結構すごい曲ができてしまいます。
かなりの人気講座ですよ
実際に選択している学生みんなもイラスト、ゲーム、Web、CG、ミュージックの学科と多彩です。(これってYDAのすべての学科ですね・・・。)


そして!!
今回の目玉は、なんと賞品!優秀作品の制作者にはヤマハ株式会社さんのご好意により賞品をいただけることになっています!もちろん音楽制作に関わる素敵なもの。楽しく授業を受けて実力がつく上に賞品まで狙える。これはもうみんな本気でやるしかないですね。

授業2週目の今回は特別講義として青木繁男先生を講師としてお呼びしました。
青木繁男先生です!
DTMマガジン(学生みんなもお世話になっています☆)での連載やミュージックマスター・Cubase 4DVDへの参加、全国でのセミナーなどをはじめ、ご自信のアーティスト活動やプロデュース、クラブを中心としたライブ・DJ活動など幅広く活躍されています。

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2007年5月11日

☆情報デザインとは☆

教務部のアサノです。
聞きなれない言葉だと思いますが、「情報デザイン」という新しいデザインの分野があります。昨年からは、文部科学省後援の情報検定(通称J検)でも資格試験としてスタートしました。言ってみればIT時代のコミュニケーションをデザインする分野です。

例を挙げますと、Webサイトの「グローバルナビゲーション」って知っていますか。
そうです、TOPページにある、一番大きめのボタンです。どのサイトに行ってもあるはずです。
このグローバルナビゲーションのボタンは、普通何個までなら良いか知っていますか。
うんちくではありませんが、知っておくと自分で作る時の参考になりますよ。

YDAのWebサイトTOP画面

通常は7個±2個が正解です。
それはなぜかというと、人間の脳は短期記憶と言って30秒ぐらいの間だけものを覚えている機能があります。それを何度も反復練習すれば、長期記憶と言って一生忘れない記憶に変化します。
人間の短期記憶は、頑張ると9個の事柄を記憶できますが、気を抜くと5個までしか憶えられません。ですから、理想を言えば5個までなら、何の気なしに見ていても「今自分が何のサイトのどういう情報を見ているか」憶えていられるのです。間違えたら「そうだあそこに戻ろう。」とか「この2個前は、ああだった。」とか憶えていられるのです。

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2007年4月17日

☆カラープランニング☆

カラープランニング担当教員のヨシオカです。
通常授業開始3日目、いよいよ初めてのカラープランニング。
参考作品ですぞ

シラバス(年間授業計画)を説明して、カラー構成の実習が始まります。
初日ですから、難しいことは抜きにして、まずは、「やってみましょう!」。
テーマは、「あたたかい」「つめたい」の二つの言葉のカラーイメージを表現します。簡単に言うと、色紙を切って台紙に貼り付けていく。しかもできる限り美しく。
こんな感じにつくります

その中での条件は一つ。「プランニングカラー(色のカード)切るときは、直線に切ること。曲線に切ってはいけません。」
いくつもの四角や三角のタイルを並べてつくった絵のように、色を選び、タイルのように切って、レイアウトをしてイメージを表現していくわけです。

さあ、実習に移ります。学生にとって一番楽しい実習です。カラープランニングはデザインの基本となるものです。もっと言ってしまえば、生活の基本となるものと言えるでしょう。

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2007年2月13日

☆作品の腕前が上がる「触媒」!?☆

 教務部のアサノです。
以前に「企業が授業をスポンサー?」でご紹介したNECモバイリング(株)さんに
スポンサーをしていただいた授業の話の続きです。

 「キャラクターコンテスト」と「ロゴデザインコンテスト」の2つの授業が行われ、
それぞれ先週火曜日と金曜日に審査と表彰式が行われました。
両コンテストともに5人ずつの優秀賞が選ばれました。
じっくり見て頂きました
キャラクター入賞作品
キャラクター入賞作品ロゴデザインはこんな感じ
(デザインはプリントアウトして、企業の方に見てもらいます。)

受賞者はさすがに2~3年生が多かったのですが、
それぞれ1年生が一人ずつ食い込んだのは立派です。
キャラクターコンテスト入賞者
キャラクターデザインコンテストの入賞者のみなさんです☆
ロゴデザイン入賞者
ロゴデザインコンテストの入賞者です☆

 1年生は入学してから、最初はいろいろなソフトの使い方を覚え、次に作品制作へと入ってゆきます。
この年度末になると、かなりのものが出来るようになっているのですが、
まだ自信がない学生が多いのも事実です。
そこで、こういったコンテストで賞をもらうと、グッと自信がついて腕前も上がるのです。
これを私は「触媒」と呼んでいます。
何かにインスパイアされることってクリエーターには大切ですよね。

 私も学生の時に先生に言われたことがあります。
「君の作品を褒めてくれる人は多いかもしれないが、1000円くれる人は少ない。」と。
 本当にそうです、学校でどんなに先生に褒められ良い点数がつくよりも、
外部の方から賞金をもらうということがどんなに励みになることか・・・。

受賞☆

 そうそう、優秀賞の副賞は各自図書券5千円分です。
この後SNSサイト上でユーザに投票をしてもらってグランプリを決めます。
グランプリの副賞はデジカメです。豪華ですね。
 


NECモバイリング(株)SNSサイト
Colorful*CAFECLIP~いろのある生活をいっしょに~
http://colorful.cafeclip.jp/

2007年2月 9日

☆高校生向け音楽講座☆

こんにちは、ミュージック科担当教員のフジワラです。
先日、高木学園女子高等学校の生徒さんたちが、
音楽制作の講座を受けに来てくれました。
YDAの学生が日頃音楽制作をするシステムで、
同じように音楽制作を体験してもらいました。

この日来た生徒さんたちの中にも、
「将来音楽を仕事にしたい!」とか
「バンドをやっている!」といった人たちもいて、
とてもエキサイティングな講座になりました。

講座の内容はまず音楽業界の仕組みについて。
「メジャー」、「インディーズ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、
いったい何が違うの?
という基本的な説明からはじめました。

そのあとに、最新の音楽制作の実習。
音楽制作講座
これには驚いていた人たちも多かったようです。
僕らは毎日こうして音楽をつくっているわけですが、
何もなかったところからだんだんと音楽が生まれてくるのは、知らない人はびっくりみたいですね。

しかも結構短時間で普通に売られているCD並の音楽ができちゃいます!
この感動は体験してみないとわからないみたいですよ。

最後はボーカルレコーディング。
メロディーを決め、アレンジをし、レコーディングをしてミキシング。
…ここだけ読むとプロのお話のようですが、
実際にやったのはまぎれもなく
「今日初めて音楽制作に取り組んだ高校生」なのです。

ボーカルを上手に録るための道具とコツについて(以前のコラム参照)レクチャーしながら、作業していきました。


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2007年2月 3日

☆留学生のスピーチコンテスト☆

こんにちは、ミュージック科担当教員のフジワラです。

ワタシが担任をしているクラスに韓国からの留学生がいます。
その彼女が「外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」に参加しました!
今回で18回を数えるこのコンテストは、横浜の学校で学ぶ留学生が、
日本での経験や普段考えたことなどを日本語で発表するものです。
今回は8か国から17名の参加者がいました。

さて、その彼女、数ヶ月前から原稿を考えて、お昼休みに食事をしながら
友人たちに聞いてもらってアドバイスを受けたり、
クラスのみんなの前で本番さながらに発表の練習をしたり。
後で彼女に聞いたらここ数週間は、通学の電車の中でも原稿から目を離さなかったとのこと。
まさにスピーチコンテスト漬け!

会場は神奈川県民ホール。
山下公園の向かい、横浜を代表する風景が広がります。
本番前、お客さんはホールにいっぱいだったので、だいたい400人はいました。
その中に授業を終えて、昼ご飯も食べずに駆けつけたクラス全員の顔がありました。
自分のクラスでありながら、「いいクラスだな」って思っちゃいました!

そして、いよいよ本番!
練習の成果もあって堂々と発表していました。
見ている方がドキドキでしたが!
堂々とした発表!

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2006年12月 5日

☆コラボレーション☆

教務部のアサノです。先日クリエイティブフェスタ横浜2006で「開港150周年特別賞」をいただいた、「横浜山手図鑑」を指導しています。
横浜山手図鑑2
この作品の制作上のポイントはコラボレーション(以下コラボ)にあります。

コラボとは、異なる立場の人間同士の協同作業のことで、意外な組み合わせにより新しい価値の創出をめざすものです。
1+1=2ではなく、3にも4にもしようという考え方のこと。
EXILEと倖田來未が一緒に歌うようなものですね(たぶん)。

「横浜山手図鑑」は、情報デザインゼミナールという日本でも珍しい
「情報をわかりやすく伝える」
研究をしている学生たちが企画をたて、取材をして、他の分野の学生たちを集めてつくったWebサイトです。

たとえば、一番重要だった絵の部分は、グラフィック科の今まで何も実績のない1年生を指導しながら制作。
できあがった絵をFlashにコーディングするのは、ゲーム科でトップクラスのプログラミングの名手。
サウンドは、ミュージック科の学生たちがチームをつくって取り組みました。
そして仕上げは、情報デザインゼミナールの学生たちが、「ユーザテスト」というものを行い、
その作品が本当に役に立つのか分析しました。


ここまでやれば、おのずと結果は見えてきますよね。
いろいろな学科やゼミがお互いにコラボしながら作品をつくり、
ともに成長していく、我がYDAならではの受賞でした。

corabo.jpg
制作に関わったさまざまな分野のメンバー

2006年11月20日

☆トレンドカラー(流行色)の発表です(^o^)☆

皆さん、お久しぶりです。
2ヶ月ぶりにこのコラムに登場させていただきます吉岡です。

今回は、《お待たせしました!2007春夏トレンドカラー》が、
財団法人日本ファッション協会流行色情報センターより配信されました。

今年のテーマ!何だと思いますか?

カラーテーマレディースは、「BLUECHROME」青の抒情です。
とってもさわやかなカラーですよ。
それから、カラーテーマメンズは、「Sounds of Silence」静寂の音です。
今期のポイントは、JAFCA(財団法人日本ファッション協会流行色情報センター)によると、レディースもメンズもブルー系が主たるカラーです。
春から夏にかけての自然を思い浮かべていただくと、
新緑からマリンへとの自然の移り変わりを美しく表現してくれるカラーテーマですね。
今から、とても楽しみです。

では、いったいどのようなファッションが見られるのでしょか?
カラーはその時代を物語ってくれるものなのですから。
もっと大きな視野で見てみると、景気の動向や社会現象とも関連があります。
例えば、1980年代モノトーンが流行しました。
皆さんの中の記憶にもあるかと思います(生まれてないか!?)。
そして、テクノブームを反映したかのようにデザイナーはモノトーンルックを展開しました。
パソコンの普及と同時に、無機質的なものに関心が高まったことによるものだと思います。
このころ、デザイナーズブランド、
キャラクターズブランドというような言葉があちらこちらで聞かれるようになり、
インテリアに関してもモノトーンが流行した時期です。
つまり、その時代ごとのカラートレンドは、ファッションのみならず、
生活全般に影響をしてくるものなのです。

話は元に戻りますが、2007春夏はブルー系を中心として、
レディースが「レッド・イエロー・ピンク・ベージュ・シルバー」等で、
メンズは、「ベージュ・グレー・レッド・イエロー」等のなかで、
それぞれのデザイナーが腕を振るった作品を、この春目にすることができると思います。
梅春から陽春にかけて到来するのが待ち遠しいですね。

※上記カラーは、財団法人日本ファッション協会流行色情報センターのホープページより引用。

次回のカラーに関する豆知識その3では、街中等での安全色彩についてお話致します。

お楽しみに☆

2006年11月14日

☆朝ご飯食べた?☆

教務部のアサノです。最近「食育」という言葉を耳にします。
食に関する知識と食を選ぶ力を身につけるための教育のことです。
特に学校では、寝不足や食生活の乱れ、家族とのコミュニケーション不足などで、
朝食を食べない学生がいることをとても心配しています。

最近農林水産省が発表したデータですが、日本人の20代男女の朝食欠食率は、
男子「25.9%」
女子「23.6%」
だそうです。
そこで、ちょっと心配になったので、YDAでも朝食に関するアンケートをとってみました。


これはビックリ\(◎o◎)/
1年生の女子などは朝食欠食率はたった「3%」だったのです。
男子は少し多めで「15%」
これからわかるのは、YDAの学生は意外としっかり朝ご飯を食べてきているなぁということ。

朝1時間目からバリバリ制作をするのには、しっかりと朝ご飯を食べてくる方が良いことを
知っているのですね。このアンケートの中で先生が一番感動したのは、
ある女の子のコメントでした。。。


「私の家族は共働きなので、全員が一緒に朝食を囲めるのは朝食だけです。」
「だから私はどんなに眠くとも朝ご飯は食べてきます。」

だって。泣かせますね。こういう努力が、コミュニケーション能力の向上にも役に立つのです。

ちなみに先生もしっかり食べていますよ。
デザインの学校って、結構体力勝負ですからね。

2006年10月 4日

☆「学会発表。」☆

 教務部のアサノです。私の専門は「情報デザイン」という新しいデザインの分野です。

情報処理活用能力検定(通称J検)の新しくできた試験制度、

情報デザイン試験」の委員もしています。

専門学校でこの分野の授業をしている学校は少ないのですが、

注目のデザイン分野です。

簡単に言うと「創る使う伝える」のうちの伝える技術です。

また時々このコラムでお話していきますね。

さて、今日の話題は、「学会発表」です。

3年生と2年生が情報デザインの授業でやった研究結果を、

岡山県倉敷市で行われたヒューマンインタフェース学会で発表してきました。

his01.jpg
↑倉敷のシンボル大原美術館。

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2006年9月14日

☆YDAのカラーの先生、吉岡先生のコラムです(^o^)☆

今回は、カラーに関する身近で、「あっ、そういうことだったんだあ。」
と思われる事柄について触れていきます。
聞いてみれば当たり前のことですが、案外知らないことも多くて、
意外な再発見があるかもしれません。


まず、最初は、「虹の色は何色?色の数は?」に関してのお話です。
みなさん、虹色、しっかりといえますか?
通常、私達は7色(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)と覚えていますよね。
7色の根源は何から発祥したと思いますか?
その答えとなるキーワードは「ニュートン」なのです。
「ニュートン」と聞くと、おそらくみなさんは「万有引力の法則」で有名な
イギリスの科学者であることが浮かんでくると思います。


でも、「ニュートン」はそれだけではないのです。
下図のようなプリズムでスペクトルを発見したのです。
color.jpg

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2006年8月10日

☆うた録り。☆

YDAミュージック科、フジワラ先生のコラムです!

今日はボーカルレコーディングのお話です♪

楽器ができなくても、楽譜が読めなくても、「歌うこと」はほとんどの人ができると思います。

つまり音楽の原点!

今回は「ボーカルのレコーディング」の様子についての話。

皆さんもカラオケで歌うにはマイクを使いますよね?

正確にはマイクロフォンといいます。「音=空気の振動を電気信号に変換する」装置のことですが…

今回は難しいことは抜き!

マイクにはいくつかのタイプがありますが、細かくは次の機会にお話します。

早速ボーカルレコーディングの様子を見てみましょう。よく見るのがこの写真のようなものだと思います。
mic.jpg皆さんもなんとなく見たことのある人は多いのではないでしょうか。

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