横浜保育ブログ

2009年1月29日
 ■  「障害者体験」をしました

寒いと眠いのはどうしてなのでしょう。

教務部のハッタです。

今日は、2年生が授業で行った「障害者体験」の様子を
ご報告したいと思います。

2年生は、もうすぐ施設実習に行きます。
実習施設の中には知的障害者の施設や視覚障害者(児)の施設など
障害をもった人の施設もあります。
そこで、
    「介助をされるってどんな気持ちなんだろう?」
    「目が見えないってどういうこと?」
そんなことを体験しながら感じてもらいたいと思い、今回の授業を行いました。

今回行った体験は、次の4つ。
 『食事』 『歩行』 『衣服の着脱』 『コミュニケーション』

『食事』では、各自お弁当を持ってきてもらい、隣の人に食べさせてもらう体験をしました。「おいしいですか?」「次は何を食べますか?」などの言葉がけもちゃんとできていました。

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『歩行』では、アイマスクを装着し、4階から3階まで階段を使って移動してもらいました。終わった学生からは、「どこに向かっているかわからなかった」「暗くて怖い!」など手に汗にぎる体験だったようです。

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『衣服の着脱』では、スウェット上下と靴下を着て脱ぐ手伝いをすることを体験しました。
手早くできる人、時間がかかってしまう人、いろんな人がいましたが、「自分がされたら嫌なことはしない」ということを意識しながら、汗をかきかきやっていました。

『コミュニケーション』では、「聞き取りが難しい人との会話をしてみよう」とのテーマで5分づつ会話をしてもらいました。これが意外と会話が続かない。5分ともたないようでした。
たった4つの体験ではありましたが、学生たちは多くのことを感じ、考えたようでした。
ぜひ、これを実習でも生かしてもらいたいものです。

投稿者 hoiku_blog : 2009年1月29日 13:16

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