先日行われた「心理学入門」の体験イベントでは、
たくさんの人が参加してくれました
広い体育館を使って知的体験をしました
今回のテーマは「パーソナル・スペース」です。
パーソナル・スペース!?・・・・!?
パーソナル・スペースとは、
コミュニケーションを取る相手との物理的な距離です
簡単に言ってしまえば自分の周囲に張り巡らされた「なわばり」です
例えば仲のいい友だちが触れ合うくらい近くに来ても平気ですが、
初対面の人がいきなり近づいてきたら、
不快になったり不安になったりします
これは、自分のパーソナル・スペースに侵入されてしまったからです
でも、普段の生活では、
あまり自分のパーソナル・スペースを意識することはありません。
そこで、今回は、
学生さんのパーソナル・スペースを測定する実験を行いました
やり方は簡単。
円の真ん中に立った人に向かって、
他の人が前後左右から順番にゆっくり近づいていきます。
真ん中の人が、何となくこれ以上近づかれると嫌だな、
と思ったところで「ストップ」をかけて、2人の間の距離を測ります。
皆さんに説明をした後、実験開始!
ほとんど初対面でも、女の子同士だと、結構近づいても大丈夫!
でも、近づいてくるのが男の子だと、明らかに距離が!
スペシャル・ゲスト!
で本校のK先生(♂)に近づいてもらったところ...
さらに距離が!
中には、3m後ろに立っただけで、
「もうすでにダメです...」ってことも!
微妙にヘコむK先生...
実験を通して、日ごろは見えないパーソナル・スペースをみんな実感!
口で「ストップ」を言う前に、身体を反らしたり、
足が一歩前に出たり(逃げてる)して、
身体が先に拒否することもめずらしくない、ということも分かったようです
明らかに距離を取られた男子学生の諸君、
もっと距離を取られてしまったK先生、落ち込まないでくださいね!
これは人間の「本能」として大切なこと。
初対面の人にある程度の警戒心を持つことは自分の安全のために必要なことなんです
"あなた"だからダメだったんじゃないですよ!
このように、人とのコミュニケーション場面では、
言葉のやり取りだけでなく、その人との距離もとっても大切
だから、皆さん。
ちょっと気になる人がいたら、思い切って近づいてみて
(相手のパーソナル・スペースに入ってみて)ください。
相手が平気だったら、2人の心理的距離は近いはず
相手がのけぞっちゃったら...!?
体験イベントではもっと"なるほど話"があったのですが、
残念ながらブログではここまで
もっと知りたい方は、もちろん次のイベントでね!
横浜保育のオープンキャンパスは
いろいろなイベントが盛りだくさん
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ぜひ、遊びにきてみてくださいね~"