2月の「施設実習」を控えた年生に向け、
年生による就職報告会が行われました。
認可保育所、乳児院、児童養護施設などに内定をした5人が、
内定するまでの、細かいプロセスを教えてくれました。
Pさんは、
以前、ブログでも紹介をしましたが、
横須賀に新しく開設される「しらかばベビーホーム」乳児院に
内定をしました。
就職活動中の自分が失敗したこと、
先生のアドバイスで救われたこと、などを熱く!熱く!語ってくれました。
こちらは、Yさん。
戸塚区の社会福祉法人ももの会 芙蓉保育園に内定をしました。
芙蓉保育園は、2年次・3年次の「保育所実習」で行った実習先で
一期生3名が活躍している保育園です。
Yさんは、実習中、毎日、朝と帰りに保育士さん全員に挨拶していると、
ある時「ちゃんと挨拶してくれるよね。」と保育士さんに言ってもらったそうです。
挨拶をするということは、当たり前のことですが、
当たり前のことができる、ということが大切ですネ。
児童養護施設 川崎愛児園に内定をしたTさんです。
Tさんは、ずっと児童養護施設を希望していましたが、
なかなか思うような就職活動ができず、
クラスのみんなが内定していく中、不安で不安で
児童養護施設への就職をあきらめようかと
悩んだこともあったそうです。
でも、あきらめずに就職活動していていたところ、
2年次の冬に「施設実習」で行った「川崎愛児園」から、
特別に採用試験のお話をいただきました。
Tさんは、施設実習の時に、
「事前の学習」をしっかりして実習に臨んだことが評価され、
「Tさんが希望しているなら!」と、特別に採用試験をしてくださったのです。
そして、男子の内定者の様子も教えましょう。
財団法人川崎市保育会の試験に合格後、
どりーむ保育園に内定をしたM君。
難しい川崎市保育会の就職試験の内容、
合格後の手続き、内定するまでの流れなどを
詳しく教えてくれました。
つぎに、
Sくん。
2年次の学外実習での実習園だった知的障害者更生施設
「たんぽぽの家」に内定しました。
Sくんは実習中も子ども医療センターでボランティアをしている時も、
「とにかく利用者さん1人1人の特徴を見つけようと心がけた。」そうです。
こうしたSくんの様子を、施設の方はきちんと見ていて、
そして、「一緒に働こう!」と声をかけてくださったのです。
このような、先輩たちの具体的な話に、
2ヵ月後に「施設での学外実習」を控えた年生は
聞き漏らさないように必死にメモを取っていました。
年生からも
「今度、乳児院に実習に行くのですが、
注意することがあったら教えてください。」とか、
「私も、川崎市保育会を受けようと思っているのですが、
ピアノの試験では、何の曲を弾きましたか。」
「就職活動をして、一番キツかったことはなんですか?」などなど、
たくさんの質問がありました。
先輩から、具体的な就職活動の話を聞き、
2月に行われる「施設実習Ⅰ」の
大切さを改めて実感したようです。
年生のみなさん、
貴重なお話、ありがとうございました。
残り少ない学校生活、有意義に楽しく過ごしてくださいネ。