ネットワークシステム科教員のミンタ(。_。)q、いえ、水谷です。
小学校の頃「ミンタ(。_。)q」と呼ばれていました。
早いもので、あれからもう30年以上・・・、いかん、どこかのソース焼きそばみたいなテイストになりそうです。
さて、今、ネットワークシステム科2年生の皆さんは、「シスコネットワーキングアカデミー」の最終実技試験に向け勉強中です。
「シスコ・ネットワーキングアカデミー」とは・・・
シスコシステムズ社が提供する、ネットワークエンジニア育成のための世界共通カリキュラムで、今日のインターネット・テクノロジーについて体系的に学習できるeラーニング型のプログラムです。ネットワークシステム科では、このプログラムを授業カリキュラムに採用し、ネットワークの何たるかを日々究めんと取り組んでいます!
最終実技試験は、何台ものスイッチやルータを使って、要求された条件を満たすネットワークを制限時間内に全て一人で構築する、ちょっと過酷な試験。でもその分、ネットワークが要求どおりにつながったときの爽快感・充実感は格別なんです。
また、ネットワークはつながって当たり前、つながらないネットワークは無いのと同じというわけで、この試験には途中点はありません。完成するかしないか、そのどちらかです。なので、少しでも分からない所を残しておくと、試験はほぼ撃沈。ネットワークシステム科の皆さんには、それが分かっているので、「完璧」目指して特訓中というわけです。
それでは、皆さんの奮闘ぶりを迫力ある静止画像でスナップします。
<実技試験で使用する機材です>
中央に2台重なっているのが「ルータ」、その両側にあるのが「スイッチ」と呼ばれるネットワーク中継装置です。こうした装置を介して、世界中のコンピュータがつながっているんですね。
<「やべっ、コマンド忘れてる~」>
分からない部分を教え合ったり、お互いの設定を確認したり・・・。実技試験は一人で行うのですが、まずはペアを組んで、これまで勉強してきたことを復習します。
<「スイッチの8番をトランクに設定して!」「了解!」>
ネットワークの専門用語が飛び交います。難しそう? そんなことはありません。毎日少しずつ、その世界にいれば自然と分かってくる事柄って多いですよね!
<「ええっと、ここのVLAN間通信は正常かな・・・」 いいペースです!>
人数の都合でペアにならなかったO君。一つ一つの設定の意味を確認しながら、試験本番モードで取り組んでいました。なかなかいい線いってます。あとはVTPによるVLAN情報の伝搬設定くらいかな。
<あっ、以前やったプリントを持ってきてますね>
皆さん、設定コマンドを所々忘れているようでした。本番の試験までに完璧にしておいて下さい!あとは設定した内容の確認コマンドをよ~く覚えておくこと!トラブルシュートの基本です。
次回は一人での設定練習になります。頼れるのは自分ただ独り。練習での試行錯誤の分だけ本番が楽なので、皆さん、頑張って下さい!
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